アメリカでも大絶賛!人気格闘ゲーム「鉄拳」の世界を完全再現したCGアニメ技術に驚愕

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アメリカでも大絶賛!人気格闘ゲーム「鉄拳」の世界を完全再現したCGアニメ技術に驚愕

優勝者には世界有数の資産を誇る三島財閥の頭首の座と財閥の全てが与えられるという格闘技大会「ザ・キング・オブ・アイアン・フィスト・トーナメント」。そこに参加する格闘家や、主宰者でもある現三島財閥頭首・三島平八が、様々な思惑を抱えながら激闘を繰り広げる対戦格闘アクションゲーム「鉄拳」は、販売累計4000万本という驚異的なセールスを記録するビッグタイトルだ。2010年にはハリウッドで実写映画化されるほど、世界的な人気を誇る同ゲームを原作とした長編フルCGアニメ『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』が9月3日(土)から公開される。

シリーズ最新作となる「鉄拳6」をベースにした本作は、世界初の万能細胞・M細胞の鍵を握る人物として、三島財閥とGコーポレーションという2つの巨大企業から狙われる少年・真と、それぞれの企業から彼の身辺調査を依頼された女子高生格闘家・シャオユウ、美少女戦闘用ロボット・アリサを中心に物語が展開する完全オリジナルストーリー。もちろん、その根底には、原作ゲームシリーズでも脈々と流れ続ける三島家の因縁の関係が描かれている。

「鉄拳」のクリエイターとして、永らくシリーズに携わっているプロジェクトディレクターの原田勝広と水島能成がプロデューサーとして企画段階から参加し、『APPLESEED』(04)や『バイオハザード ディジェネレーション』(08)のデジタル・フロンティアが映像制作を担当。原作ゲームでも使用されている、人間の動きをコンピュータに取り込み、映像化するモーションキャプチャーを駆使し、各キャラクターの動きに驚くほどのリアルさを与えている。

日本での公開に先駆けて、7月26日に全米380館の映画館にて実施されたプレミア上映会でも、アメリカの熱狂的ファンから絶賛されたという本作。3D CGという原作ゲームと同じ表現方法だからこそ成し得た「鉄拳」ワールドの完全再現ぶりを、その目で確かめてほしい。【トライワークス】

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