レディー・ガガ、いじめ問題でオバマ大統領と直談判
レディー・ガガが、9月25日にフェイスブックのCOO、シェリル・サンドバーグの自宅で行われたオバマ大統領の選挙資金集めイベントに出席し、政府のいじめ対策強化の必要性を大統領に直訴したと米ABCニュースが伝えている。
このイベントは、カリフォルニア州アサートンにあるサンドバーグ宅の庭に特設されたテント内での晩さん会だったそうで、ガガは3万8500ドル(約300万円)の参加費を払って出席した参加者の1人だったという。黒いドレスにハイヒールを履いて出席していたというガガは、質疑応答の時間になると手を挙げて、オバマ大統領に質問したという。ガガは、まず大統領のこれまでの功績に感謝した後、自分がファンから受け取った手紙の一部を読んだらしい。その手紙には、いじめを苦にして自殺したガガのファンの少年のことが書かれてあったそうで、ガガは大統領が反いじめ運動促進のためのカンファレンスをホワイトハウスで開催したことに感謝しながらも、大統領を含め、この日のパーティーの出席者全員に、いじめを無くすために自分たちができることをして欲しいと嘆願したそう。
ガガは、自分のファンだった14歳の少年が、9月18日にいじめを苦にして自殺したことを受け、「私は大統領に会って来ます。私は闘うことを止めません。(いじめは)終わらせなければいけません。私たちの世代はそれができるパワーを持っています」、「過去数日間、私は真剣に考え、泣き、そして叫んでいます。大きな怒りを感じています。残酷さによって人命が奪われる時に、愛を感じるのは難しい。いじめは違法にすべきです。いじめは憎悪犯罪(ヘイトクライム)です」とツイッターに書いていた。【UK在住/ブレイディみかこ】
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