『カイジ2』＆藤原竜也がシンガポールに上陸！『デスノート』シリーズ超えなるか？

公開から9日間で観客動員60万人を突破し、興行収入22.5億円を記録した前作『カイジ人生奪回ゲーム』(09)超えも期待される『カイジ2 人生奪回ゲーム』(公開中)。11月17日(木)よりシンガポールで公開される本作のシンガポールプレミア上映のために、主演の藤原竜也が現地を訪れた。日本の俳優が映画のプロモーションでシンガポールを訪れるのは初めてということもあり、Fullerton Hotelで行われたマスコミ向け記者会見には24社もの報道陣が集まった。

注目度の高さを肌で感じた藤原は、「大きな一歩にはならないかもしれないが、『カイジ2』が元気や勇気を少しでもシンガポールの人たちに与えられれば」と力強く語り、自身の海外での舞台公演に比べ、「演劇では言葉だけでなく肉体も使わなければ海外では伝わりにくい面もあるが、既に完成された映画は作品が一人歩きして海外にも伝わっていくので嬉しい」と話した。シンガポール郊外のショッピングモール・NEXで実施されたファンイベントには、現地のファン700人が殺到。大歓声で迎えられた藤原は、本作にちなんだ巨大サイコロを使ったゲームに参加し、選ばれたファンにプレゼントを贈った。すっかりシンガポールが気に入った様子で、「シンガポールは人も国全体も温かい空気に包まれている。今度は仕事ではなくプライベートで是非また来たい！」と宣言し、ファンの喝采を浴びた。

その後、休む間もなくシンガポールでも有数の映画館Cathay Cineplexに移動した藤原は、劇場前に設置されたレッドカーペット上で現地ファンからのサイン攻めにあいながら再登場。この日、同映画館では全8スクリーンのうち、4スクリーンで本作のプレミア上映が行われ、計1000名を超えるファンの前で舞台挨拶を行った。

シンガポールでは過去に国内で公開された日本映画の興行収入ランキングで、藤原主演の『デスノート the Last name』(06)、『デスノート前編』(06)が歴代1位、2位を独占。日本映画としては最大規模のシンガポール国内6劇場で公開される本作は、『デスノート』シリーズを超える歴代No.1ヒットに期待が集まっている。【Movie Walker】