2011年に最も影響力のあったヘアスタイルにエマ・ワトソンとジャスティン・ビーバー
エマ・ワトソンとジャスティン・ビーバーのヘアカットが、2011年に最も影響力のあったヘアスタイルに選ばれた。
ウォール・ストリート紙によれば、「ヘアスタイリストに対して、ふたりのヘアスタイルにしたいというリクエストが殺到し、グーグルでの検索数がみるみるうちに上昇した」そうで、ちょっとした社会現象になったようだ。
1960年代にはショートヘアが人気を集めたこともあったが、1990年代から女性のヘアスタイルのトレンドは、長髪一辺倒だった。しかし『ハリポタ』シリーズの撮影のためにロングヘアスタイルを変えることができなかったエマが、同シリーズからの卒業記念に“ピクシー・カット”と呼ばれる大胆なヘアカットでベリーショートにし、「今までで最も開放された瞬間だった」と発言したことで、女性の美意識も一変。ショートヘアでイメチェンを図るティーンエイジャーや大学生など若い女性が、美容室に殺到したそうだ。グーグルでも、エマのヘアスタイルは、肩まで伸びたジェニファー・アニストンのヘアスタイルの倍以上の回数で検索されたという。
また、ジャスティンのシャギー入りボールカットも、これまでの男性の髪型に対する価値観を覆し、多くの若い男の子たちが美容院に殺到したことから、最も影響力のあるヘアスタイルに選ばれた。
残念ながらジャスティンは2月に短髪にチャレンジし、このことでファンの一部を失ったと言われているが、一部をeBayのオークションにかけてチャリティーに寄付するなどの行動も、ジャスティンのヘアスタイルへの興味に結びついたとして高く評価されているようだ。
その他、同紙は“最も影響力のあったファッション・イベント”に4月のロイヤルウェディングを挙げているほか、“最も大失敗した豪華なブライダル”に、超豪華な挙式の後にスピード離婚したキム・カーダシアンのウェディングを、“最も失敗したランウェイ”に、カニエ・ウェストのパリのファッション・ウィーク・デビューを挙げている。【NY在住/JUNKO】