悶絶レベルの可愛さ! マメシバにひたすら癒される3D映画って?
今やすっかり一般的となった3D映画。とはいえ、公開される3D作品のタイプは、どうしても迫力や臨場感を追い求めたアクションやアドベンチャーなどに偏りがちだ。それも悪くはないのだが、何かもっと違うタイプの3D映画はないものだろうか。そんなことを思っている方にお勧めしたいのが、2月4日から公開されている映画『マメシバ一郎 3D』だ。
37年間、無職のアラフォーニートと、彼の相棒であるマメシバの一郎の生活を描いた同作には、当然ながら派手なアクションなどは一切出てこない。では、なぜわざわざ3D映画にするのかといえば、まるで目の前にいるかのように飛び出してくるマメシバが、悶絶するほど愛くるしいからなのだ! ついつい手を伸ばして抱きしめたくなってしまう感覚は、3D映画でこそ味わえるものに違いない。
監督を務めた亀井亨は、これまでにも『幼獣マメシバ』(09)や『ねこタクシー』(10)などを手がけており、人間ドラマに動物を絡ませて描くことを得意としている監督だ。3D映画に挑戦するのは今回が初めてだが、マメシバの萌えポイントをしっかりと理解した演出には、思わず「わかってる!」と言いたくなってしまうことだろう。
動物の可愛さ押しの3D映画としては、昨年公開された『ねこばん3D とび出すにゃんこ』(11)や 『犬のおまわりさん てのひらワンコ3D』(11)などの作品があるが、マメシバの3D化は本作が初めて。破壊力抜群の超キュートなマメシバを、劇場のスクリーンでたっぷりと堪能してほしい。【トライワークス】
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