『ホビット思いがけない冒険』予告編＆マーティン・フリーマン演じるビルボの姿を公開

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの巨匠ピーター・ジャクソン監督が、J.R.R.トルーキン原作「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの前章「ホビットの冒険」を映画化。その前編となる『ホビット思いがけない冒険』(12月14日公開)の編集作業が現在行われているなか、本作の予告編映像と、マーティン・フリーマン演じる主人公ビルボの姿が公開された。

『ホビット』二部作(後編『ホビットゆきて帰りし物語』は2013年12月13日公開)は、『ロード・オブ・ザ・リング』三部作で描かれたフロド・バギンズの指輪を巡る旅から、さらに60年を遡った世界が舞台。前シリーズで指輪の所有者となったフロドの前の所有者であるビルボ・バギンズが主人公となり、彼らの国を救うための冒険で指輪を手にする物語が描かれている。

2分26秒の予告編では、公開まで後一年あるとは思えないほど充実した内容が詰まっている。主人公ビルボ・バギンズが平和に暮らす村に、イアン・マッケラン演じる魔法使いガンダルフが訪れ、冒険の始まりを告げる物語の冒頭が描かれるほか、ケイト・ブランシェット演じるエルフのガラドリエルが登場するなど、指輪ファンには懐かしい面々が登場。前シリーズで主人公フロドを演じたイライジャ・ウッドもワンカットながら顔を見せている。

また、本作の見所の一つと推測される、種族を超えた戦闘シーンも垣間見られ、ユニークながら迫力のあるアクションも約束されているようだ。最後には、洞窟に落ちている指輪、そして前シリーズと『ホビット』二部作をつなぐ重要なキャラクター、アンディ・サーキス演じるゴラムが現れる。おなじみの印象的なささやき声でビルボ・バギンズに話しかけ、シリーズが再びやって来ることを印象づけ、新作への期待が最大限高まるという非常に完成度の高い予告編に仕上がっている。【Movie Walker】