『ジョン・カーター』に登場する驚異的クリーチャーが初公開
「ターザン」のエドガー・ライス・バローズのSF小説「火星のプリンセス」をアンドリュー・スタントン監督が初の実写映画化、ウォルト生誕110周年記念作品となる『ジョン・カーター』(4月13日公開)。本作の新場面写真が公開され、イマジネーション豊かなクリーチャーが続々と明らかになった。
公開された場面写真の舞台は、主人公ジョン・カーターが迷い込む未知の惑星“バルスーム”。2月4日(土)より公開の『ハンター』で主演を務めるウィレム・デフォーが演じる、緑色のサーク族皇帝タルス・タルカスの姿を確認することができる。デフォーは撮影現場で、4本の腕を持つ身長9フィート(約2.5m)のサーク族の身長を表現するため、高足を履いて撮影に挑んだそうだ。ポストプロダクションによって彼の動きはデジタルで表現されるという。その他のシーンでは、ジョン・カーターが死闘を繰り広げる“大白猿”という恐ろしい巨大な生物の姿も。ジョン・カーター役のテイラー・キッチュは、昨年12月の来日時にこのシーンを「5、6日間打ちのめされ続けた一番過酷なシーン」と明かしている。また、もう一枚の場面写真では、惑星“バルスーム”を滅亡の危機に追い込み、全宇宙を支配しつつある無慈悲な権力者マタイ・シャンと、それに従う異様な牙を持った生物の大群が。これから起こる驚異の闘いを予感させるシーンとなっている。
未知なる惑星の個性あふれる生物たちと主人公ジョン・カーターが出会い、彼と惑星バルスームはどのような運命に向かうのか。アンドリュー・スタントン監督が永年に渡って実写化を夢見た映像にますます期待が高まっている。【Movie Walker】
作品情報へ