『ホビット』オーディションに警察が出動!応募者殺到で中止に

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『ホビット』オーディションに警察が出動!応募者殺到で中止に

ニュージーランドで行われた『ホビット』シリーズのエキストラオーディションに、人が集まり過ぎて警察が出動する騒ぎになったと英紙ガーディアンが伝えている。

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのプロローグとも言える『ホビット』は、ピーター・ジャクソン監督がメガホンを握り、前後編二部作で公開されることが決まっているが、そのエキストラを探すため、製作会社がニュージーランドのメディアを通じてオーディション告知を行った。製作会社は1200人程度の応募者が集まるだろうと予想していたが、当日は3000人以上の人々が押しかけ、交通渋滞や違法駐車などのためにオーディション会場付近の高速道路に影響が出始めたため、警察が出動して会場周辺の整理に当たり、800人程度がオーディションを受けたところで中止になったという。

「警察が出動しなければならないほどの危険性があった」と地元警察の代表は語っており、集まった人々の安全を確保するためにオーディション中止の決断が下されたらしい。

『ホビット』シリーズのエキストラ公募は、告知に掲載されたユニークな条件でも話題になっていた。制作会社は「164cm以下の男性と155cm以下の女性。個性的な顔をした175cm以上の大柄な男性。大きな力こぶを持つ男性。個性的な顔をした女性。髪の長い女性」を探しており、今後はネット上でオーディションを続けていくという。【UK在住/ブレイディみかこ】

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