『ジョン・カーター』ワールドプレミア開催! 日本語吹替挑戦のNYC中山優馬も参加
『スター・ウォーズ』や『アバター』に多大なインスピレーションを与えたと言われるエドガー・ライス・バローズのSF小説「火星のプリンセス」を映画化した『ジョン・カーター』(4月13日公開)。本作のワールドプレミアが現地時間2月22日、ロサンゼルスのリーガルシネマズで行われ、出演者のテイラー・キッチュ、リン・コリンズ、ウィレム・デフォー、ダリル・サバラとアンドリュー・スタントン監督が登壇。主演を務めたテイラー・キッチュは「この作品は感情豊かで個性的なキャラクターがたくさん登場する。そんな中で普通の人間が特異な環境下に放り込まれるという設定が面白い。見たら絶対にバルスームに行きたくなるよ!」と本作の魅力を語り、「日本には絶対行きますので、是非皆様とこの感動を共有させてください!」と、日本のファンへ熱いメッセージを贈ってくれた。アンドリュー・スタントン監督は撮影を振り返り、「一番のチャレンジは100日以上、灼熱の砂漠で撮影したことだ」と、その過酷さを語った。
また、本作でジョン・カーターの甥、エドガーの日本語吹替を務めることになったNYCの中山優馬も今回のワールドプレミアに招待されており、一番好きなディズニー映画はアンドリュー・スタントン監督の代表作『ファインディング・ニモ』(03)だという。主演大作が相次いで公開される2012年期待の俳優テイラー・キッチュや、憧れのアンドリュー・スタントン監督と対面した中山は、あまりの感激に言葉を詰まらせながら、「憧れのアンドリュー・スタントン監督に会えたことも夢のようです」と喜びを語った。初めての本場ハリウッドのレッドカーペットを体験し、「すごく感激で光栄です。一歩、一歩、踏みしめて歩きました」と答え、現地の盛り上がりと作品に寄せられる期待の大きさを感じ、改めて自分も本作品に携わる一員であるという思いを実感していた。そんな中山の姿に「地に足が着いていて落ち着いている印象を受けました。とても魅力的な人だね」(テイラー・キッチュ)、「年齢的にもぴったりだし、冒険心あふれるエドガーの資質にぴったりだ」(アンドリュー・スタントン監督)、「僕らはすごく似ているね!容姿的にも雰囲気も」(ダリル・サバラ)と、それぞれが印象を語った。
アンドリュー・スタントン監督は「次回作は未定だけど、是非出演を検討させてほしい。後で連絡先を交換しようね(笑)」とオファー。「本作の続編が決定したら、絶対出演したい」と瞳を輝かせながら話す中山に、ダリル・サバラは「ハリウッドで活躍するには、あきらめない心と自分の信念・情熱を信じる心が必要だと思います。何より楽しむことだね!」とエールを送った。【Movie Walker】