第84回アカデミー助演女優賞は『ヘルプ 心がつなぐストーリー』のオクタヴィア・スペンサー!
現地時間2月26日(日本時間27日)に開催中の第84回アカデミー賞授賞式。前哨戦の映画賞で混戦を極めた助演女優賞だが、今回、アカデミー賞助演女優賞の栄誉に輝いたのは、『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(3月31日公開)のオクタヴィア・スペンサーだった。同作で同じ助演女優賞にノミネートされていたジェシカ・チャステインも笑顔で彼女の受賞を称えた。
プレゼンターはクリスチャン・ベール。初のアカデミー助演女優賞受賞となったスペンサーはスタンディングオベーションで迎えられ、涙ながらに共演者や監督、スタッフの名前を挙げてスピーチ。とりわけ「スティーブン・スピルバーグ、人生を変えてくれてありがとう」というフレーズが印象的だった。
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』は、1960年代のアメリカ南部を舞台に、黒人メイドと白人女性の友情を描いたベストセラー小説の映画化作品。アカデミー賞では作品賞と、ヴィオラ・デイヴィスの主演女優賞、スペンサーやチャスティンのW助演女優賞の4部門にノミネートされた。スペンサーは、大きなどんぐり目玉をくりくりと動かすパワフルな黒人メイド、ミニー役で強烈なインパクトを残した。
ちなみに、助演女優賞を受賞したら「自分へのご褒美にバストのリフティングをするつもり」と言っていたスペンサー。今後の彼女のバストにもご注目!?
『ヘルプ 心がつなぐストーリー』は、実話から生まれた感動作だが、何よりも個性あふれる女優陣の競演が見応えたっぷり。見れば元気がもらえる、愛と勇気が詰まった快作だ。【Movie Walker】
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