『タイタニック』ロンドンワールドプレミアにケイト・ウィンスレット、ジェームズ・キャメロン監督が出席!
豪華客船タイタニック号の乗客たちの知られざるエピソードをレオナルド・ディカプリオ主演で描いたラブストーリーを3D映像化した『タイタニック』(4月7日公開)。本作のロンドンワールドプレミアが3月27日、ロイヤル・アルバート・ホールで行われ、出演者のケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、フランシス・フィッシャー、ビル・パクストンとジェームズ・キャメロン監督が出席した。撮影に入っているレオナルド・ディカプリオは残念ながら欠席となった。
タイタニック号の悲劇から100年の節目を迎える2012年に3D映像としてよみがえった本作。ジェームズ・キャメロン監督は、3D映像化に1年以上の時間と1800万ドルを費やした。これまで『アバター』(09)などの3D作品も手がけてきたジェームズ・キャメロン監督は、「3Dは最もスリリングな瞬間も、最もエモーショナルな瞬間も、さらに増幅させることができます。観客はジャックとローズの情熱的な瞬間を共有することができるのです。『タイタニック』の3Dはこれまでの映像体験とは別レベルで、見る者をドラマ世界に引きずり込みます」と作品の魅力を紹介した。
この日、ケイト・ウィンスレットは肩の部分にスワロフスキーのクリスタルがあしらわれたジェニー・パックハムの黒いシルクのドレスを身にまとい、ゴージャスなピアスも印象的なシックな装いで登場した。今回の3D映像化について、ケイト・ウィンスレットは「古めかしさはなど一切感じない素晴らしい映画に生まれ変わりました。モダンで、とても新鮮な映画として見ることができました。『タイタニック』は永遠に、時を感じさせない名作ですね」とコメントした。
また、プレミアに先立ち、ホールの舞台ではジェームズ・ホーナーの指揮によるフルオーケストラでの演奏が行われ、7000人の観客が『タイタニック』の名曲の数々に酔いしれていた。【Movie Walker】