テイラー・キッチュと中山優馬が『ジョン・カーター』プレミアで異星人サーク族と熱い抱擁!

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テイラー・キッチュと中山優馬が『ジョン・カーター』プレミアで異星人サーク族と熱い抱擁!

「ターザン」でも知られるエドガー・ライス・バローズの伝説的小説「火星のプリンセス」を原作に、ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品として製作されたSFファンタジー大作『ジョン・カーター』(4月13日公開)。本作のジャパンプレミアが、4月1日に六本木ヒルズアリーナで開催され、ジョン・カーター役を演じた主演のテイラー・キッチュと美貌の王女デジャー・ソリス役を演じたリン・コリンズ、そしてアンドリュー・スタントン監督が来日。日本語吹替を務めたNYC・中山優馬も参加して、ファンとハイタッチを交わすなど、晴れやかな表情でレッドカーペットを歩いた。出演作が相次ぎ、本年度注目度No.1の呼び声高いテイラーは「こんなにたくさんの人が集まってくれて、本当にびっくりしている。心からありがとう!」と笑顔で挨拶。日本のファンもワイルドな魅力いっぱいのニュースターを大歓声と共に迎えた。

瞬間移動により、滅亡の危機に瀕した惑星バルスームに迷い込んでしまったジョン・カーター。本作はジョンがバルスームの民と友情を育み、惑星を救う戦いに身を投じていく姿を映し出す壮大な物語だ。臨場感あふれるバルスームの情景や不思議なクリーチャーなど、圧倒的な映像世界で楽しませてくれる。「登場する個性的なキャラクターの中でも好きなキャラクターは?」と聞かれた監督は、「僕は子供の頃からこの原作が大好きで、特にジョン・カーターとデジャー・ソリスのカップルが大好きなんだ!」と熱っぽくコメント。リンは「ジョンと言わないと問題になるわ。恋に落ちるんですもの」と茶目っ気たっぷりに答えると、テイラーも「今度は僕がデジャーと言わないとね!」と会場の笑いを誘っていた。続けて「でも、みんな本当はウーラが大好きなのさ!」と、テイラーと監督がジョンを慕うキュートなペット、ウーラの名前を挙げると、中山も「僕もウーラ! あとタルス・タルカスも男らしくて大好きです!」と微笑んだ。

またこの日、終始ゲストをエスコートするなど、存在感をアピールしていたのが、全身緑色で4本の腕を持つバルスームの住人“サーク族”。中山から“サーク族”の正体がタレントのJOYだと明かされると、会場からは「えー!?」と大きなどよめきが。ようやくしゃべられるようになったJOYは「どうもすいません。JOYでーす! 良い感じの盛り上がりをありがとう!」と軽妙トークを披露。4時間かかったという特殊メイクのできばえに、監督も大満足の様子でハイタッチ。テイラーとリン、そして中山もJOY扮するサーク族と熱い抱擁を交わして、会場を盛り上げた。

最後に中山は「本当にとても素敵な作品。夢のあるお話なので、是非劇場で楽しんでください!」と映画をアピール。監督も「この映画は私にとって特別な作品。日本では震災があって、大変な目にあった方がたくさんいると思う。この主人公も絶望の中に希望を見出します。是非、希望を見つけてほしい」と日本にエールを送り、大盛況のジャパンプレミアを締めくくった。

監督、キャスト陣が胸を張るように、地球から遠く離れた異世界での大冒険は夢と希望にあふれ、大人も子供もワクワクせずにはいられない本作。公開を楽しみに待とう!【取材・文/成田おり枝】

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