暴走&下ネタ全開でもやっぱり可愛いキャメロン・ディアスの魅力満載!

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暴走&下ネタ全開でもやっぱり可愛いキャメロン・ディアスの魅力満載!

『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのキャメロン・ディアスが、元恋人のジャスティン・ティンバーレイクと共演したラブコメディ『バッド・ティーチャー』(5月19日公開)。本作でキャメロン・ディアスが演じるのは、金ナシ、夢ナシ、熱意ナシのアラサー教師エリザベスだ。“女の幸せ=玉の輿”を目指してとんでもないストーリーを繰り広げる。

エリザベスのキャラクターは良くも悪くもインパクト大だ。全員強制参加の校長オリエンテーリングは、さぼって当然という最強の不真面目度で、玉の輿のターゲット、代理教師スコットの元カノが巨乳だとわかれば、豊胸手術代を稼ぐために容赦なく生徒も利用する。生徒が課外活動の一環として行なっている洗車アルバイトが結構な金額を集めることを知り、色仕掛けで手伝い、売り上げをちゃっかり着服する場面も。

それでも、そんなやりすぎ暴走や、下品な毒舌はご愛嬌だ。持ち前のサバサバとした明るさと、キュートさを全開にして演じたキャメロンの弾けっぷりは、どうしてか憎めなく、しかも目が離せない。むしろ「可愛い!」とさえ思わせるのは、もはやキャメロン・ディアスだからこそであろう。あの頃、みんなが恋に落ちた『メリーに首ったけ』(99)のメリーがカムバック。「やっぱりキャメロンにはラブコメが一番似合う」と言わせんばかりに、キャメロンの小悪魔キュートぶりは素晴らしい。下ネタありで暴走だらけ、泣いたり、笑ったり、キレたり、大忙しのエリザベスだが、そこにセクシーさと幼いキュートさが同居するキャメロンの魅力は女性にとってまさしく必見。そして男性はいつしか恋したメリーに再び会えるかも!? シリアス路線のドラマやアクションでは見ることのできない、「やっぱりキャメロンはこうでなくちゃ! 待ってました!」と言いたくなるような、王道のキャメロンをたっぷり堪能してほしい。【Movie Walker】


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