ニコール・キッドマン、新作で男優に放尿!? カンヌ上映で話題騒然

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ニコール・キッドマン、新作で男優に放尿!? カンヌ上映で話題騒然

第65回カンヌ国際映画祭出品作『The Paperboy』(全米2012年、日本2013年公開予定)でのニコール・キッドマンのセクシーさは以前から話題になっており、『氷の微笑』(92)ばりの股間露出シーンがあると報道されていたが、何と彼女がザック・エフロンに放尿するシーンまであることが明らかになり、記者会見でリー・ダニエルズ監督が釈明する一幕があったらしい。

ダニエルズ監督は、話題がそのシーンにばかり集中しているのは、放尿に性的フェティシズムを感じる人がいるからだろうが、ニコールがザックに尿をかける理由は性的なものではないと弁明したという。米版ハフィントン・ポストによれば、同監督は「僕は全ての人々を喜ばせるつもりはないので、真実を語ります。クラゲに刺された時、皮膚に尿をかけるという治療法があるのです。原作者がそう小説の中で書いているのです。だから、僕はそれを映像にしただけです」と語ったらしい。

問題のシーンは、ザック・エフロン演じるジャックが海に飛び込んで泳いでいるうちにクラゲに刺されて浜辺に上がってくる場面で、それを見たニコールはザックに向かって放尿するらしい。ザックの兄役を演じているマシュー・マコノヒーは「クラゲに刺された時に尿をかけるのは正しい治療法だ」と言い、ニコールと文通する囚人役を演じているジョン・キューザックは、「この映画には衝撃的なシーンがたくさんある。あのシーンは、その中では取るに足らないシーンの一つなのに」と記者会見の席上で語っている。

とはいえ、英国の映画誌エンパイアの記者などは、「今朝、起きた瞬間に『ニコールがザック・エフロンの顔に放尿するところが見られる』なんて思ったりしていませんから。『The Paperboy』、ありがとう」とカンヌからツイッターに書いたりしており、同作の上映を心待ちにしていたメディア関係者もいるようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】

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