カイリー・ミノーグがマドンナの衣装センスに駄目出し!
共に1980年代から活躍している歌姫としてマドンナと比較されることの多いカイリー・ミノーグは、実はマドンナのファンであることでも知られている。だが、乳首露出や尻出しなどで話題になっている最近のマドンナには感心していないようだ。
米ショービズ界のお局ことジョーン・リヴァーズが司会を務める「ファッション・ポリス」に出演したカイリーは、マドンナがコンサートで乳首をポロ出ししている写真を見せられると、「その場の盛り上がりでやったのか、それとも計画していたのか。それはわからないけど、見せられた方は興奮するっていうより、当惑すると思うわ」と苦笑い。毒舌のジョーン・リヴァーズが「(マドンナの乳首ポロ出し写真は)若いお嬢さんたちへのメッセージよ。いつでも、どこでも、乳がんの自己検診はできるんだということ」とジョークを飛ばすと、カイリーも笑っていた。
また、今回のMDNAツアーで話題になっているチアリーダーの衣装については、「マドンナがチアリーダー? 彼女が行ってるのはどこの学校なの? 骨粗しょう症の聖母マリア学園? 10年生で48回落第したような顔してるじゃない」というジョーンのジョークにカイリーも爆笑。パネルのスタイリストが「衣装は完璧。オスカーにノミネートされた衣装デザイナーの作品で、1940年代の軍服をイメージしている。でも、マドンナというより、ケイティ・ペリーに着てほしかった」と語り、「どう思う?」と聞かれたカイリーは、「駄目。とにかく駄目」と、きっぱり駄目出し。あまりの正直さに、他の出演者たちから「アイ・ラブ・ユー」の声が飛んでいた。【UK在住/ブレイディみかこ】
作品情報へ