『アウトレイジ ビヨンド』メイキング映像公開! 光石研、名高達男、田中哲司の出演を発表
北野武監督が、現代ヤクザを描いた本格的なバイオレンス映画の続編にして、完結編となる『アウトレイジ ビヨンド』(10月6日公開)が、2ヶ月間の撮影を経て、6月2日にクランクアップした。この度、本作の最新メイキング映像と人物相関図が公開。追加キャストとして、光石研、名高達男、田中哲司が出演していることがわかった。
役者陣は本作で、前作『アウトレイジ』(10)を上回る迫力で怒号を連発。加えて本作は、北野監督の映画作品の中で最高規模のセリフの多さとなり、セリフの銃撃戦さながらのドラマの応酬も大きな見どころとなっているようだ。最新メイキング映像では、海から引き上げられる黒塗りの車や、「国土交通省」の看板が掲げられた建物の実景、花菱会若頭・西野(西田敏行)らが参列する葬儀の模様など、きな臭さが確認できる。今後明らかになるストーリーにどのように絡んでいくのか、要注目だ。そして今回の映像では、前作からの生き残りの山王会会長・加藤(三浦友和)、北野作品初参加となる新井浩文、桐谷健太、さらには花菱会ヒットマン役を演じる、北野作品初参加となる高橋克典も登場している。追加キャストとして発表された、光石、名高、田中が演じるのは、山王会会長・加藤が率いる山王会の幹部役だ。人物相関図を見ると、東の山王会、西の花菱会、警察、そして出所する大友(ビートたけし)と熾烈な勢力争いが見て取れる。
北野武映画史上最大となる、全国200館以上での劇場公開決定しており、8月の本編完成に期待が寄せられている。【Movie Walker】
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