『アウトレイジ ビヨンド』が第69回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式上映出品

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『アウトレイジ ビヨンド』が第69回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式上映出品

現代ヤクザを描いた本格的なバイオレンス映画の続編で完結編となる『アウトレイジ ビヨンド』(10月6日公開)が、第69回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に正式上映出品されることがわかった。第63回カンヌ映画祭のコンペティション部門で上映された前作『アウトレイジ』(10)に続き、2作品連続の世界三大映画祭へのコンペティション部門出品という快挙だ。

同映画祭と北野武監督作品との関わりは深く、1997年に『HANA-BI』(98)で最高賞の金獅子賞を、2003年に『座頭市』(03)で監督賞に当たる銀獅子賞を受賞している。

北野監督は「『アウトレイジ ビヨンド』をどう見てくれるのか、前作『アウトレイジ』のカンヌ国際映画祭上映以上にその反応が楽しみです」と期待を寄せている。

森昌行プロデューサーは「これで作品のクオリティは保証されました。ロンドンオリンピックより一足お先に決勝トーナメントへ進出ですね」と喜びのコメントを寄せ、「後は観客の皆さんがどう楽しんでくれるか、期待しています」と上映を心待ちにしている。

第69回ヴェネチア国際映画祭は現地時間8月29日(水)から9月8日(土)まで開催され、北野監督は映画祭公式上映に参加し、レッドカーペットに立つ予定だ。【Movie Walker】

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