吉川晃司、宿敵・鵜堂刃衛役で、佐藤健の緋村剣心と目力で勝負!

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吉川晃司、宿敵・鵜堂刃衛役で、佐藤健の緋村剣心と目力で勝負!

人気コミックの実写映画『るろうに剣心』(8月25日公開)で、佐藤健扮する主人公・緋村剣心の宿敵を、吉川晃司が怪演!佐藤はもちろん、吉川晃司が扮した宿敵・鵜堂刃衛も、原作者・和月伸宏のお墨付きキャスティングだ。目から剣気を発し、相手の動きを封じ込めるという二階堂平法“心の一方”を発する刃衛に、見ているこちらもしびれてしまいそうだ。

幕末の暗殺者“人斬り抜刀斎”としての過去を持つが、今は「不殺(ころさず)」の誓いを守り続ける緋村剣心(佐藤健)。普段は、穏やかな優男だが、自分が守りたい人を助ける時のみ、伝説の人斬りとしての鋭い眼光を見せ、剣を振るう。そのギャップが最大の魅力の一つでもある。

鵜堂刃衛は、剣心の前に立ちはだかる本作における最強の敵だ。カラーコンタクトをはめ、血に飢えた獣のような目を輝かせる鵜堂刃衛になりきった吉川。これなら、刃衛の得意とする“心の一方”にも説得力を十分に持たせられる。特に後半、ふたりが相まみえる殺陣のシーンは、本作最大の見せ場といっても過言ではないだろう。両者、勝るとも劣らない剣さばきにほれぼれしてしまうのは間違いない。加えて、佐藤健と吉川晃司、ふたりの目力勝負にも大興奮だ。

メガホンを取ったのは、佐藤も出演したNHK大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史監督。原作をリスペクトしつつも、実写映画ならではのオリジナルシーンを加え、壮大なアクション映画に仕上げた手腕に注目してほしい。豪華俳優陣が織り成す『るろうに剣心』ワールドは、大きなスクリーンでこそ見る価値ありだ。【取材・文/山崎伸子】

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