佐藤健、『るろうに剣心』初日に「本当に暑苦しい現場でした」と笑顔

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佐藤健、『るろうに剣心』初日に「本当に暑苦しい現場でした」と笑顔

和月伸宏の人気コミックの実写映画『るろうに剣心』の初日舞台挨拶が8月25日に新宿ピカデリー1で開催。主演の佐藤健、武井咲、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、香川照之、大友啓史監督が登壇。主人公・緋村剣心役を演じた佐藤健は「京都で撮影してる時、興奮して寝られなかったけど、昨日の夜も寝られなくて。無事に今日を迎えられたことが嬉しいです」と挨拶した。

佐藤が演じるのは、幕末の暗殺者“人斬り抜刀斎”としての過去を持つが、今は「不殺(ころさず)」の誓いを守り続ける剣心役。佐藤は「本当に暑苦しい現場でした」と言うと、会場は大爆笑。佐藤は慌てて「監督のアドレナリンや熱がみんなに伝わって、それぞれの熱量が非常に高い現場でした」と付け加えた。大友啓史監督も「毎回、現場で僕も驚いていました。それを生で見てましたから」と語った。

時代劇に初挑戦した武井は、撮影中に悔し涙を流したとか。武井は「嘘じゃないけど、そこはやんわり」と苦笑い。「大変でした。着物が暑くて、長い待ち時間、いかに着物を綺麗にしながら寝られるかをやってました」と笑顔で答えた。蒼井優は、劇中で香川扮する武田観柳に突き飛ばされたり、どつかれたりするシーンについて聞かれ、「そうですね。そこはやんわり」と、武井と同じリアクションをした。すると、香川も「もちろんやんわりだよ」と答え、会場は笑いに包まれた。

最後に、『るろうに剣心』のキャンペーンで、60日間、日本全国でるろうの旅をして戻ってきたという“リアルるろう人”の長尾卓也も登場。長尾は「番外編ということでロンドンへも行かせてもらい、内村選手のお母さんと一緒に国歌を斉唱させてもらいました。そちらのパワーを持って帰ってきました」と笑顔でコメント。同じ事務所の友人でもある佐藤は「本当にお疲れ様でした。僕もそれなりに宣伝もたくさんさせてもらったけど、誰よりも宣伝してくれたのは卓也なので。映画に出てもいないのに」と、長尾を心からねぎらった。

既に8月22日から先行上映され、話題沸騰の『るろうに剣心』。佐藤健らキャスト、スタッフが手掛けたダイナミックな時代劇アクションに期待したい。【取材・文/山崎伸子】

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