クリステン・スチュワートが来日「結婚式のキスシーンが好き」との告白にファン大歓声!
原作本の売上げが世界で1億1600万部、映画シリーズの世界累計興行収入は25億ドルを突破するなど、世界中で社会現象を巻き起こしている『トワイライト』シリーズ。完結編となる『トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2』(全米11月16日、日本12月28日公開)の舞台挨拶イベントが10月24日に新宿ピカデリーで開催され、来日したクリステン・スチュワートが登壇。クリステンは「日本ほど温かい歓迎を受ける国はありません。戻って来られて本当に嬉しく思っています」と笑顔を見せ、満員の会場から大歓声を浴びた。
クリステン演じる人間のベラとヴァンパイアのエドワードの禁断の恋を描き、ファンタジックでスリリングなストーリー展開で人々を魅了してきた本シリーズ。完結編となる本作では、母となり、ヴァンパイアに転生したベラと、父親になったエドワード、そしてジェイコブの3人の運命に遂に終止符が打たれる。1作目の『トワイライト 初恋』(09)以来、3年ぶり2度目の来日となったクリステン。「3年の間には色々なことがありましたね」と口火を切り、「やっと『トワイライト』の物語を最後まで語り終えることができて嬉しいです。今回、遂にベラが持っている力の全てを発揮します。ベラがきっと、みんなのなかにもいると思う。早く皆さんと映画を分かち合いたいです」と、大きなシリーズをやり遂げた気持ちを心を込めて語ってくれた。
本シリーズの魅力を「感受性の豊かな時期の良さを届けている映画。そして、ふたりの素敵なラブストーリーがあるところ」と分析したクリステン。「ジェイコブの恋だって一方通行じゃないし、全てのキャラクターが満たされる。それって素敵なことじゃない?」と会場に語りかけた。
続いて、ファンから送られた質問に答えることに。「シリーズを通して、ベラが成長したなあと感じることは?」と聞かれると、「どんな状況でもトンネルの明かりを感じることができる女性。向上心を失わずに、自分の直感を信じることができる。気持ちがこぼれそうな時も、正面からそれを受け止めて、自分を信じる力を持っているところ。成長ということではないけれど、そこがベラの大好きなところなの」と役柄の魅力を教えてくれた。また、多くのロマンティックなキスシーンが登場する本作。「一番好きなキスシーンは?」との質問には、「結婚式のキスシーンかな。一つを選ぶのは難しいけれど」と、はにかみながら答え、会場からは大歓声が沸き起こった。
最後に「今回の展開を聞いて、顎が外れるぐらい驚いたの!ショッキングで奇妙で、そしてクールな世界が展開されます。是非、心から楽しんでほしいです!」と熱くアピールし、大盛況の舞台挨拶を締めくくった。ファンに対しても、ハグや握手に応じるなど、気さくな一面を披露してくれたクリステン。米フォーブス誌が発表した「ハリウッドで最も稼いだ女優ランキング」では、現在22歳にして見事トップの座に輝くなど、今最もホットな女優の一人となった。同じく主演のロバート・パティンソン、テイラー・ロートナーも、押しも押されぬ若手トップスターに登り詰めている。全世界を魅了し、輝くスターを生み出したシリーズの完結編はいよいよ12月28日(金)より全国公開される。運命の恋の行方をしっかりと見届けたい。【取材・文/成田おり枝】