デビッド・ベッカムがトーク番組の司会者に転身?
現役引退が囁かれるようになって久しい37歳のデビッド・ベッカムに、スポーツ系トーク番組の司会のオファーがあるという。
英紙デイリー・メイル電子版によれば、オファーしているのはタイム・ワーナー・ケーブルという米国企業で、同社の新たなスポーツ専門局の顔として、ベッカムを起用するつもりだという。
「デビッドがLAギャラクシーを退団するとしても、今後もプレーすると決意したとしても、我々は彼を獲得したい。我々は世界一のスポーツ専門局になる途上にあり、彼はその成功の鍵を握っている」と同社の関係者が語っている。
デビッドがオファーされているトーク番組は週一回の放送で、デビッドがスター選手たちにインタビューして戦略などを語り合い、サッカー以外の様々なスポーツについてディスカッションするコーナーもあるという。
しかし、これを受け、他局もベッカム獲得に動き出しているそうで、米FOXも彼へのオファーを検討中らしい。米国のメディアアナリストは「彼が築いた米国でのセレブステイタスを使って仕事をするべき時期が来ていると思います。現役としてプレーしながらでも、ショービズ界でのキャリアをスタートさせることはできます」と語っている。
また、ショービズ界でのベッカム獲得の動きが本格化している背景には、ベッカム一家がニューヨークに移住するという噂があるからだ。これは、妻のビクトリアがデザイナーとしての仕事に集中するためだと言われているが、そうなるとベッカムのLAギャラクシー退団説も真実味を帯びてくる。
「ロサンゼルスで5年間暮らし、一家はアウトドアなライフスタイルを楽しんできました。しかし、子供たちも大きくなり、デビッドもビクトリアも、自分たちのキャリアの次のステップを考えているようです」と関係者は語っている。【UK在住/ブレイディみかこ】