アーロン・T・ジョンソン、テイラー・キッチュ出演『SAVAGES』邦題&日本公開日決定!
ドン・ウィンズロウのベストセラー小説「野蛮なやつら」を映画化した『SAVAGES』の邦題が『野蛮なやつら SAVAGES』に決まり、2013年3月8日(金)に日本公開されることがわかった。
2010年に発表された原作は、詩的な描写と映画脚本の手法を取り入れた斬新な構成が読者と批評家に高く評価され、スティーヴン・キングからは「セミオート版『明日に向かって撃て』だ!」と言われた作品だ。
ラグーナ・ビーチを拠点とするふたりの若き実業家、平和主義のベンと親友の傭兵経験のあるチョンが始めた事業=高品質を誇るマリファナ栽培は大成功を収める。ふたりは幼なじみの美女オフィーリアとの一種、独特な恋愛関係まで共有する仲だ。しかし、メキシコの麻薬組織が、この3人を支配下に治めようと進出、オフィーリアを拉致、脅迫してきたことから事態は一変する。彼らは愛するオフィーリアを取り戻すべく、麻薬組織バハ・カルテルに勝ち目のない戦いを挑んでいくのだった。
本作のメガホンを取るのはオリバー・ストーン。近年は、政治的なメッセージ性の高い作品や娯楽性に富む大作を多く作っているオリバー・ストーンだが、本作では疾走感あふれる語り口、大胆なバイオレンス描写、オフビートなユーモア、そして驚きに満ちたエンディングと、彼本来のパワフルでダイナミックな作風を描き出している。
優しいインテリのベンを演じるのは、『キック・アス』(10)の主演で注目を集めたアーロン・テイラー=ジョンソン。クールで屈強な元傭兵のチョンを演じるのは、『バトルシップ』(12)、『ジョン・カーター』(12)などへの主演が相次ぐテイラー・キッチュ。ふたりの帰る場所であるオフィーリア役はブレイク・ライヴリー。この3人をベニチオ・デル・トロ、サルマ・ハエック、ジョン・トラボルタら実力と華を備えたベテランスターたちがサポートする。【Movie Walker】