ノーパン姿がメディアに露出してしまったアン・ハサウェイ「ショックで打ちのめされている」
12月25日(火)からの全米公開に先立って、12月10日にニューヨークで開催された『レ・ミゼラブル』(日本12月21日公開)のプレミア試写会に挑んだアン・ハサウェイが、車から降りる際にノーパン姿だったことを、写真付きでUsウィークリー誌に報じられた。そして翌日には、多くのメディアがその写真(陰部のボカシなしのものも多く露出)や事実を報道する事態に発展し、アンはショックで打ちのめされているという。
アンは、工場労働者から娼婦になるフォンティーヌ役にオマージュを捧げるべく、トム・フォードのボンテージスタイルの過激なファッションでプレミアに挑み、上機嫌でレッドカーペットを踏んだが、ニューヨーク・デイリー・ニュース紙によれば、「アンは、翌日に行われた昼食会でバニティ・フェア誌のライターがこの事実を話しているのを耳にしたそうで、『車から降りる時、ドレスがとてもきつくて大変だった。その時は全く気がつかなかった』『本当にびっくりしてショックだった。彼らに見られちゃったのよね』と語った」という。
そんな打ちのめされたアンに追い討ちをかけるように、12月12日に『レ・ミゼラブル』のプロモーションで出演した米NBCテレビ番組トゥデイで、司会者マット・ロウアーが、「あなたのことをたくさん見てしまいましたよ。一昨日の夜の股間露出事件を受けて、あなたが日頃から心がけている“笑顔を絶やさない”という方法以外に学んだことは何ですか?」と、アンの傷口に塩を塗るような下品で、皮肉たっぷりの質問を浴びせた。
しかし、アンは落ち着き払って、「とてもアンラッキーな出来事でした。私が悲しく思うことは2つです。1つは人の弱みをとらえた瞬間を撮影した人が、抹消するのではなく、それを売ってお金にする時代に生きているということです。また、本人が望まない性が商品化されている文化に生きているという事実です。『レ・ミゼラブル』で私が演じたフォンティーヌも、子供のために性を売ることを余儀なくされたんです。彼女は社会的なセイフティーネットを持っていませんでしたから」と語り、自らの失態を自分が演じたキャラクターと結びつけて、作品のプロモーションという仕事を全うしたという。
エマ・ワトソン、ジェニファー・ロペス、ジャネット・ジャクソンなど、セレブの胸ポロ事件は後を絶たないが、下半身が露出してしまうケースは珍しく、打撃も胸ポロとは比較にならないだろう。
あのキャサリン妃でさえも、車を降りる際に下着をパパラッチされる事態が起きており、ニューヨークのエチケット学校のディレクターは「淑女は車から降りる時も座っている時も、絶対に膝と膝を離さないことです。さもなくば下着をつけることです」とアドバイスしている。【NY在住/JUNKO】