日本の人気コミックを彷彿!『ジャックと天空の巨人』予告編が初公開
『X-MEN』シリーズや『スーパーマン リターンズ』(06)などを手がけてきたブライアン・シンガー監督が、「ジャックと豆の木」を3Dで実写映画化した『ジャックと天空の巨人』(2013年3月22日公開)。この度、本作の予告編が公開され、「ONE PIECE」や「進撃の巨人」を彷彿とさせるシーンの数々が明らかとなった。
物語の舞台は、ゲームや漫画の世界をそのまま映像化したような中世イギリス。人間によって地上を追い出され、その後、何百年もの間、天空での暮らしを余儀なくされた巨人たちが、主人公の青年ジャックが人間界と巨人界を隔てていた禁断のドアを古より伝わる種によって開けてしまったことにより、高低差1万mもの地上と天空を股にかけた人間と巨人の戦いが勃発する。
公開された映像では、天空の彼方まで伸びた豆の木がもたらす天空と地上で巻き起こるジャックの冒険と、人間と巨人の激しい戦いの様子が描かれ、天空に住む醜く恐ろしい伝説の巨人たちの姿も初公開。巨人たちは、“のろま”“間抜け”という従来のイメージを覆し、軍隊のように隊列を組み、鎧を身に着け、圧倒的パワーとスピード、そして文明も持ち合わせている。巨人たちが人間たちを次々と襲い、壁を破壊し、大木を投げつける。人間を圧倒する強大なパワーが存分に披露されており、まさに度肝を抜く映像になっている。さらに、天高く伸びた豆の木が行き着いた先、壮大な大自然に囲まれた天空の大地には、古代遺跡のような建物や生い茂る樹木が。
主人公の青年ジャックを演じるは『アバウト・ア・ボーイ』(02)、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(11)のニコラス・ホルト。その他、プリンセス・イザベル役にエレノア・トムリンソン、二枚舌のロードリック男爵役にスタンリー・トゥッチ、巨人たちに包囲されたブラムウェル王役にイアン・マクシェーン、巨人たちのリーダー、ファロン将官役にビル・ナイ、城の護衛エルモント役をユアン・マクレガーが演じるなど、名だたる俳優が集結している。【Movie Walker】