結婚したくてもできない女性の本音が満載コメディ!

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結婚したくてもできない女性の本音が満載コメディ!

「絶対、この子より先に結婚できるはず」。そんなふうに思っていた冴えない友達から花嫁付添人を依頼されたら。2月22日(金)より公開の『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』は、そんな状況でプライドがずたずたになった3人の女性の姿を描くコメディだ。

誰の目から見ても完璧な女性なのに、高嶺の花すぎて独身をキープしているレーガン。その場のノリで男性とすぐにエッチしては、適当にあしらわれてしまうケイティ。元彼への恋心を捨て切れないジェナ。高校時代はスクールカーストの頂点的な存在だった3人が、「まだ独身だけど、こいつがいるから最後にはならないでしょ」と見下していた冴えないベッキーの結婚が先に決まり、パニックに!特にキルスティン・ダンスト演じるレーガンが、ベッキーの結婚報告に対して衝撃と困惑と絶望が入り交じった複雑な表情を浮かべる場面は、多くの女性が「わかるよ、その気持ち」と共感してしまうだろう。

とはいえ、男性にとっては彼女たちの本音は、まさにドン引きするものばかり。「ブタ顔」という花嫁の高校時代のあだ名を30歳になってもしっかり覚えていたり、久々の再会とベッキーの結婚を喜んでいる場で、ダイアナ妃の葬儀の日の話を持ち出したり。極めつけはドラッグでハイになっている状況でベッキーのウエディングドレスを破ってしまった彼女たちが、真夜中にドレスサロンへ行くシーンだ。ベッキーが着られそうなサイズのドレスが見つかったにも関わらず、レーガンが子供の頃から憧れていた形のドレスだったために新規購入を却下。「憧れのドレスをベッキーに着せるくらいなら道路をなめる!」と血走った目でレーガンが叫ぶ姿には、「嫉妬に狂った女は怖い」と思わずにはいられないはずだ。

女性監督レスリー・ヘッドランド自身が演出したオフブロードウェイの舞台劇をコメディ俳優ウィル・フェレルがほれ込んだことで映画化された本作。バチェロレッテのリアルな本音が詰まった、女性版『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』(09)とも呼べるガールズムービーを劇場で楽しんでもらいたい。【トライワークス】

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