ジェニファー・ローレンス、ゴールデングローブ賞での宝石着用謝礼は10万ドル？

第70回ゴールデングローブ賞授賞式での女優たちの華やかなファッションが話題になっている。女優たちのドレスがデザイナーたちから無料で進呈されているのはよく知られた話だが、宝石の場合は、宝石メーカーが女優たちに“着用料”として現金を払っているという。

たとえば、ジェニファー・ローレンスは今回、ショパールのダイヤのイヤリングを着けていたが、ニューヨーク・ポストによれば、イヤリング着用のお礼として10万ドルを受け取っているらしい。

また、ブルガリは同賞授賞式に出席したジュリアン・ムーアに50万ドル払っているそうで、もともと同社の広告塔を務めているので、契約金の中に含まれているのかと思いきや、賞レースのシーズンには、レッドカーペットに同社のジュエリーを着けて現われたことに対する謝礼が別途支払われることが多いと主張する業界関係者もいる。

アン・ハサウェイは、2011年の第83回アカデミー賞でティファニーから75万ドルを受け取ったと言われているそうで、グウィネス・パルトローも2012年の第84回アカデミー賞でルイ・ヴィトンから50万ドルを受け取ったと噂されているらしい。

「こうした傾向は、スタイリストのクリエイティヴィティを制限するものです。ジュエリーのせいでドレスが台無しになってしまうこともありますから」という関係者もおり、スタイリストたちはこうした宝石会社の戦略を快く思っていないという。【UK在住/ブレイディみかこ】