バーブラ・ストライサンドが36年ぶりにアカデミー賞でパフォーマンス

バーブラ・ストライサンドが、現地時間2月24日(日)に開催される第85回アカデミー賞で、36年ぶりにパフォーマンスすることが明らかになった。

バーブラは『ファニー・ガール』(68)で第41回アカデミー主演女優賞、『スター誕生』(76)では、バーブラが作曲も手がけた「スター誕生 愛のテーマ」で第49回アカデミー歌曲賞を受賞。授賞式で同曲を熱唱した。

また『追憶』(73)で第46回アカデミー主演女優賞にノミネートされた他、自らが監督、製作、主演を兼ねた『サウス・キャロライナ 愛と追憶の彼方』(91)で第64回アカデミー賞7部門ノミネート、そして同じく監督、製作、主演及び共同作曲も手がけた『マンハッタン・ラプソディ』(96)では、第69回アカデミー助演女優賞と「I Finally Found Someone」が歌曲賞でノミネートされるという快挙を成し遂げており、まさしくアカデミー賞の常連と言える存在だ。

アカデミー賞のプロデューサーふたりがオフィシャルウェブサイトで明らかにしたもので、「音楽と映画という最高のアートの祭典は、バーブラ・ストライサンドの存在なくして放映はできません。バーブラが36年前に初めてアカデミー賞でパフォーマンスして以来、2度目となるパフォーマンスを承諾してくれたことを誇りに思います」とコメントしている。

バーブラが何を歌うのかは明らかにされていないが、バニティ・フェア誌のブログコメントでは、「最新作『The Guilt Trip』(12・日本公開未定※大コケした)の歌ではないことを祈っています。ミュージカルのトリビュートのナンバーから何か歌うのではないか」などとの憶測が流れていると、デイリー・メール紙が報じている。

今年は過去10年間のミュージカル映画トリビュートを行うことが正式に発表されている。また、007シリーズ50周年を祝い、ジェームズ・ボンドシリーズのトリビュートが行われ、歴代のボンド6人が勢ぞろいすると噂されているほか、『007 スカイフォール』(公開中)で歌曲賞にノミネートされているアデルのパフォーマンスも正式決定しており、例年以上にイベント盛りだくさんの豪華な授賞式になりそうだ。【NY在住/JUNKO】