レ・ミゼラブルが来春ブロードウェイに復活!キャストは?
第85回アカデミー作品賞ほか8部門にノミネートされている『レ・ミゼラブル』(公開中)の大ヒットを受け、11年ぶりにブロードウェイミュージカルとして復活することがわかった。
トニー賞受賞作である「レ・ミゼラブル」のプロデューサーがbroadwayworld.comに明らかにしたもので、生まれ変わったレミゼが、2014年3月からブロードハースト劇場で上演されるという。
digitalspy.comによれば、世界中に大ファンを持つ同ミュージカルは、1987年の初演から2003年の千秋楽まで、実に6680公演とミュージカル史上2番目となるロングラン上演がされてきた作品で、その後も再演を望む声は高かった。
気になるキャストについては明らかになっていないが、公開中の映画版でジャン・バルジャンを演じ、第85回アカデミー主演男優賞ノミネートのヒュー・ジャックマンは、2003年に上演された「The Boy From Oz」でトニー賞主演男優賞を受賞し、2011年には10週間限定のワンマンショー「Hugh Jackman, Back on Broadway」の舞台に立ち、劇場興行成績の新記録を樹立している実力と人気を兼ね備えた適役で、舞台でもヒューを望む声が高い。
映画版でフォンティーヌ役を演じ、こちらも第85回アカデミー助演女優賞受賞が確実視されているアン・ハサウェイは、再び髪を切り、極度の減量で不眠症になってまでブロードウェイデビューを果たす可能性はあるのか?
また、2010年にブロードウェイで上演されたアーサー・ミラー原作の「橋からの眺め」でキャサリン役を演じ、見事にトニー賞演劇部門助演女優賞を受賞、現在はテネシー・ウィリアムズ原作のピューリッツァー賞受賞作「熱いトタン屋根の猫」のリバイバル公演でブロードウェイの舞台に立っているスカーレット・ヨハンソンは、映画版でフォンティーヌ役のオーディションを受けたものの、役を得ることができなかったリベンジに、ブロードウェイのオーディションに挑むのか?
他にも映画版でコゼット役を演じたアマンダ・サイフリッドや、ジャベールを演じたラッセル・クロウなど、映画版のキャストがどれだけ舞台に立つのか、大いに期待したい。【NY在住/JUNKO】