『ボクたちの交換日記』澤穂希や羽鳥慎一から絶賛コメント!芸人からは共感の声
放送作家・鈴木おさむの小説「芸人交換日記 イエローハーツの物語」を内村光良監督が伊藤淳史×小出恵介W主演で映画化した『ボクたちの交換日記』(3月23日公開)。本作はお笑いの世界の華やかさと現実の舞台裏を描いているが、お笑いに限らず、どんな夢を追いかけている人でも共感できるメッセージが込められている。
結成12年目、いまだ鳴かず飛ばずのお笑い芸人、房総スイマーズは互いを深く知るために始めた交換日記によって、運命が動き始める。夢を追いかけるなかで、情熱と友情だけでは乗り越えられない過酷な現実に打ちのめされていく姿をリアルに描き出している。
そんな本作へ各界の著名人からはコメントが届いており、女子サッカー選手の澤穂希は「ふたりの夢をあきらめずに青春を共に駆け抜けて来た親友同士。しかし、ラストにおとずれる誰もが予想し難い厳しい現実がふたりの運命を変えてしまう。これは放送作家として多くの番組を手がける鈴木おさむさんがすべての芸人の方々へ送るラブレターです。惜しくも解散するファンモン(FUNKY MONKEY BABYS)の主題歌にも胸を打たれました」と本作の内容とFUNKY MONKEY BABYSの楽曲「サヨナラじゃない」の組み合わせを絶賛、フリーアナウンサーの羽鳥慎一は「夢、友情、家族愛、そして、一見負けに見える男の人生の素晴らしさが描かれています。ほぼ全編泣きながら見ました」と涙もろい羽鳥アナウンサーならではのコメントを寄せた。
また、主人公と同じお笑い芸人を職業とする面々からは「この映画を見たら、きっと笑いが好きになる。もっと芸人を愛おしくなる」(キャイ〜ン・天野ひろゆき)、「生々しい、痛々しい。勘弁してください」(ビビる大木)、「芸人として、長い期間食えなかった我々の時間を思い出しました。改めて、世に出るという事は難しいなと。芸人ならずとも様々な苦労があるかと思いますが、芸人だったら誰もがそんな葛藤を胸に頑張っています。後輩が先に売れたりすると悔しかったですもんね」(サンドウィッチマン・伊達みきお)、「もしテレビに出られなかった時期にこれを見ていたら、僕は芸人を辞めていたかもしれない」(サンドウィッチマン・富澤たけし)、「僕も5年前まで、10年間幼なじみとコンビを組んでいました。その思い出がよみがえり、後半はずっと泣きっぱなし!この映画を見た人の手にはこんな手相の線ができていることでしょう。“感動に包まれること まちがいありま線!”」(島田秀平)とコメントが届いており、共感呼んだことがわかる。
普段見れないお笑い芸人の姿に、「がんばっている芸人さんは最高にかっこいいと思いました!笑って、泣きました!」(関根麻里)、「お笑いという夢を、純粋に追い続ける房総スイマーズを見て私もタレントの仕事を始めたばかりの頃を思い出して胸が熱くなりました。年を重ねるにつれて失ってしまいがちな大切な気持ちを思い出させてくれる、素敵な映画でした」(優木まおみ)と胸が熱くなったようだ。
試写会でも、「号泣した」「笑った」と絶賛の嵐だった本作、興味を抱いた人はぜひ劇場へ足を運んでみてほしい。【Movie Walker】