フランスを代表する映画雑誌で1位、2位に輝いた2作品が日本で連続公開

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フランスを代表する映画雑誌で1位、2位に輝いた2作品が日本で連続公開

ジャン・リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォーら、ヌーヴェル・ヴァーグを代表する映画作家も執筆者として参加していたフランスを代表する映画雑誌、カイエ・デュ・シネマ。本誌で、2012年度の第1位に輝いたレオス・カラックス監督の『ホーリー・モーターズ』が4月6日(土)に、その翌週4月13日(土)より第2位に選出されたデイヴィッド・クローネンバーグ監督の『コズモポリス』が公開される。

この2作品には共通点が多く、ともに描かれるのは、リムジンに乗って街を移動する男の1日。『ホーリー・モーターズ』では、24時間で11もの役柄を次々と演じる謎の男の奇妙な人生をノスタルジックに描き、『コズモポリス』では、巨万の富と女にまみれた若き投資家の栄光と破滅の24時間がサスペンスタッチで描かれ、見る者に独特の印象を残す。人生という旅の様々な場面を1日の中で振り返る『ホーリー・モーターズ』、1日の中で輝かしい人生という階段を踏み外してしまう『コズモポリス』。それぞれの視点から過去と未来を見つめるこの2作品を、続けて鑑賞してみてはいかがだろうか。【Movie Walker】

関連作品

  • コズモポリス

    1.4
    3
    D・クローネンバーグ監督、R・パティンソン主演のサスペンススリラー
    Prime Video U-NEXT Hulu
  • ホーリー・モーターズ

    4.0
    1
    レオス・カラックス監督13年ぶりの長編、様々な人物に成りきって生活する男を描く
    Prime Video