『シュガー・ラッシュ』30億円超えの見込み!興行成績初登場1位獲得
人間たちが知らないゲームの世界を舞台に、ヒーローになれない悪役のラルフと、レーサーになれない一人ぼっちの少女の冒険を描く『シュガー・ラッシュ』。3月23日に全国313劇場、421スクリーンで公開された本作は週末興行成績ランキングで初登場1位を獲得した。
公開初日の3月23日、全国の劇場には早朝から小学生と父親、母親といったファミリー層を中心に、中学生、高校生といったティーンが詰めかけ、また午後になると若いカップルやゲームファンといった大人にまで観客層を広げ終日賑わいを見せた。翌日の日曜日も客足はさらに加速した。土日2日間のオープニング成績は、興行成績3億3970万7750円、動員26万7276人を記録。これは、ディズニー・アニメーション作品で25億円のヒットとなった『塔の上のラプンツェル』(11・興行成績1億4309万600円、動員9万6675人)の237%の成績で、30億円を超えるヒットが見込まれている。興行収入の9大都市とその他エリアの比率は、26:74。都市部だけでなく、ローカルの劇場での強い動員になっていることから全国的な興行となっている。
劇場では、映画に登場するゲ-ムキャラクターたちのやりとりに大人は声を上げて笑い、子どもたちも身近なゲームの裏側という世界に魅了され、中には「自分の遊んでいるゲームキャラも動く?」と親にたずねる子どもや、反対に自身の子ども時代のレトロゲームの思い出を子どもに語る父親の姿もあった。また、ティーンを中心に女性観客も多く、ヒロイン・ヴァネロペのひたむきな姿に共感したり、お菓子で彩られたシュガー・ラッシュの世界が「可愛い!」との声が挙がっていた。上映終了後には拍手が起きるなど反応も良く、何よりもラルフとヴァネロペの友情や絆といった関係性には、「心から感動した」「親子で泣いてしまった」など年齢性別を問わず幅広い層から声が届いている。春休みに突入し、これからさらなるヒットが期待できる。【Movie Walker】