ティーンエイジャー窃盗団が最もターゲットにしたランジェリーの持ち主は?
現地5月15日に開幕した第66回カンヌ国際映画祭で、ソフィア・コッポラ監督最新作、エマ・ワトソン主演『The Bling Ring』(全米6月14日、日本12月公開)が初披露され、大いに話題となっている。
同作は、2008年後半から2009年にかけて、実際にリンジー・ローハンやミーガン・フォックス、パリス・ヒルトンら、セレブの家をターゲットにし、家から衣類や宝石類、さらには下着を盗んだティーンエイジャー窃盗団を描いているが、最も人気だったのはミランダ・カーだったという。
しかし、セレブの高級品を盗んでお金にしたいのであれば、なぜ女性が下着まで盗むのか疑問を持つ声が多かった。
それについて、セレブに執着するティーンエイジャー窃盗団を最初にクローズアップしたライターがヴァニティ・フェア誌のインタビューに語った話として、Usウィークリー誌が報じているところによれば、セレブに執着するティーンエイジャーたちの窃盗の目的はお金だけではないのだという。
「彼女たちは、とにかくセクシーになりたいんです。セクシーなセレブが着用している下着を着れば、自分たちもセクシーになった気になれるので、彼女たちの下着が必要なんです。特にヴィクトリアズ・シークレットのモデルであるミランダ・カーが、彼女たちの最大の憧れなので、一番盗みたい下着はミランダのものでした。文化が彼女たちに常にセクシーであることを要求してきたので、彼女たちもセレブとセクシーさを競うようになったんです。ただ単に高級でセクシーな下着がほしいのではなく、ミランダ・カーの着けている下着が必要だったのです」と分析している。【NY在住/JUNKO】
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