人気は海外へ!『図書館戦争』が海外映画祭で続々上映
コミック化、テレビアニメ化もされたベストセラー作家・有川浩の代表シリーズを実写映画化した『図書館戦争』(公開中)。原作のイメージにピッタリだと評判のキャスト陣が見せる“ツンデレ”ラブストーリーと本格アクションが話題となり、4月27日の公開から1ヶ月間で観客動員数115万人を突破し、興行収入14.5億円のヒットを記録した。観客満足度も98.2%(東宝初日調べ)と高評価を獲得している。
そんな本作は、海外での上映が続々決定。モントリオールファンタジア国際映画祭、サンフランシスコ日本映画祭への参加が決まり、佐藤信介監督が招聘を受けている。
モントリオールファンタジア国際映画祭は、今年で17年目を迎える映画祭。カナダを代表する人気の映画祭の1つで、昨年の来場者は10万人を超える。日本人の監督としては過去に黒沢清、北村龍平、中田秀夫、岩井俊二、園子温などが参加している。今年は7月18日(木)から8月6日(火)まで開催され、本作は7月30日(火)に上映予定。
一方のサンフランシスコ日本映画祭は、アメリカ・サンフランシスコで開催される日本文化のストリートフェスティバル、第5回J-POPサミットフェスティバルの新イベントとして今年初めて開催される。日本映画に特化した映画祭で、本作の他にも『プラチナデータ』(12)、『悪の教典』(12)、『おおかみこどもの雨と雪』(12)、『るろうに剣心』(12)、『へルタースケルター』(12)、『夢売るふたり』(12)、『ヒミズ』(11)など近年のヒット作、話題作が上映される予定。映画祭のfacebookページで「図書館戦争を見たい人」といったアンケート調査を行ったところ、“Like(いいね!)”がみるみるうちに増えたため、その人気を知った担当者が上映を決めたという。開催期間は7月27日(土)から8月4日(日)。本作は8月2日(金)に上映される。
その他、台湾、シンガポールでの上映も決定している。『図書館戦争』人気は日本から海外へと飛び火する!【Movie Walker】