今回は大丈夫か?スタローンがコミック原作にも落とし前をつける!?

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今回は大丈夫か?スタローンがコミック原作にも落とし前をつける!?

還暦を迎え、ますます盛んに活動しているシルヴェスター・スタローン。最新作『バレット』(公開中)でも、66歳とは思えない肉体を披露し、バリバリのアクションをこなしている。

この男臭いアクション映画『バレット』はフランスのコミック「Du Plomb Dans La Tete」を基に作られている。確固たるキャラクターが世界中に知れ渡っているスタローンにとって、原作を持つ映画への出演は意外な気もするが、実は今回が初めてではない。7月17日(水)にBlu-ray&DVDが発売される『ジャッジ・ドレッド』(95)でもコミック原作に挑戦していたのだ。

『ジャッジ・ドレッド』は核戦争後の世界を描いたディストピアSFで、スタローンは警官兼裁判官であり、死刑執行人でもある絶対的な法の番人“ジャッジ”の頂点に立つ男ドレッドを演じている。決めゼリフの「オレが法律だ」が示すとおり、本作ではヒートアップしたスタローンのオレ様ぶりが炸裂。ヘルメットを脱がない、という原作の設定まで曲げてしまったため、原作のファンからは失笑を買ってしまったという、いわくつきの一本だ。

『バレット』では主人公の悪名高い殺し屋ジミー・ボノモに扮しているスタローン。そもそもの顔立ちが似ているだけでなく、年齢と共に刻み込まれた皺など、原作のキャラクターとの共通点も多い。隠しきれない筋肉の量が原作と比べて多い気もするが、ルックス面ではファンも納得ではないだろうか。

『ロッキー・ザ・ファイナル』(06)と『ランボー 最後の戦場』(08)では自らの人気シリーズに、『エクスペンダブルズ』(10)では主戦場として暴れ回った過去のアクション映画に、それぞれ落とし前をつけてきたスタローン。キャリアを総括しているスタローンは『バレット』でコミック原作ものにも落とし前をつけることができるのか?【トライワークス】

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