キス我慢女優みひろが語る「これでキスしない男は絶対いない」テクニックとは!?
2005年、深夜バラエティ番組「ゴッドタン」に誕生したキス我慢選手権。セクシーな美女に誘惑された芸人たちは、どれだけキスを我慢できるのか、というシンプルな企画ながら、出演者の驚異的なアドリブ演技が好評を呼び、回を重ねる毎にスケールアップしてきた。今回、この人気企画が『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』(公開中)としてスクリーンに登場した。
映画化の話を聞かされ、「全然想像がつかなかった」と語るのは、これまで5回にわたって劇団ひとりとキス我慢ドラマを繰り広げてきた女優みひろだ。猟奇殺人事件、暗殺組織、ゾンビ集団などが交錯する本作でも、彼女は24時間に及ぶキス我慢の使命を与えられた劇団ひとりと激しい演技合戦を見せている。
親に捨てられ、裏組織で育った女暗殺者というクールな役を与えられた彼女は、「どうやったらキスしてくれる雰囲気に持っていけるのか。難しかったです」と撮影を振り返る。「今回は、劇団さん(劇団ひとり)と相思相愛じゃないから、劇団さんにキスを迫るシーンではかなり頑張りました。『私にキスしてっ!』って、今まで以上に必死だったと思います(笑)」。
そもそも、2005年にテレビ放送された第1回キス我慢選手権では、事前に内容を聞かされていなかったという。「劇団さんがいるセットに入って行き、キスしてもらえるように誘惑する。最初はそれだけの発注だったんです。『えっ、本当にそれだけ?』と疑いながら始まりました」。しかし、出演後はその熱演っぷりが話題になり、キス我慢選手権で欠かせない存在になる。「皆さんが『面白い!』って言ってくれるのがプレッシャーで、スタッフさんにも『大丈夫だよね?』と念を押されるんです。『これは期待に応えなきゃ!』って思いました」。
毎回、劇団ひとりのアドリブ演技に対応しながら、何とかキスを成功させてきたみひろだが、実生活では簡単にキスまでの流れを作るテクニックがあるという!「喧嘩して仲直りするタイミングが一番です。素直に『ごめんね』って言った後に、『ねえ、仲直りのチューしよ』は間違いない(笑)。女の子が素直に謝ると、男性は嬉しいんじゃないかな。これでキスしない男は絶対いないと思う。私、喧嘩した後に仲直りする瞬間が好きなんです。この瞬間を味わうためにわざと喧嘩することもあります(笑)」。
また、みひろには「憧れるというか、したい(笑)」キスのシチュエーションがあるそうだ。それは「人が周りにいるんだけど、誰もこっちを見ていなくて、こっそり隠れてするキス。ドキドキ感を求めたいから、非日常なところでしたい。『世界で一番君が好き!』っていう1990年代のドラマで、エスカレーターのすれ違う瞬間にキスするシーンがあったんですけど、良いなーって思いましたね」。
この映画の完成版を見たみひろは「“真剣”と“お笑い”、その緩急の差が激しくて、見ていてドキドキしましたね。見どころはやっぱり劇団さんの名ゼリフ連続のアドリブ演技です」と、劇団ひとりの鬼気迫る熱演の数々に太鼓判を押す。果たして、24時間のキス我慢というミッションを達成することができるのか?キス我慢選手権史上、最も過酷で壮大な物語の結末は是非劇場で!【トライワークス】