ウィリアム王子が息子に歌う子守歌はあのバンドの曲!
ニュージーランド出身のヘイリーがジョージ王子に捧げた子守歌を日本で披露して話題になったようだが、パパのウィリアム王子が実際に息子を寝かしつけるために歌っているのは伝統的な意味での子守歌ではないようだ。
現在、ウィリアム王子夫妻とジョージ王子はバークシャー州にあるキャサリン妃の実家に滞在中だが、イクメン宣言をしているウィリアム王子は何度も夜中に起きて泣く新生児を眠りにつかせるために、英国のロックバンド、コールドプレイのヒット曲を子守歌代わりに歌っているという。
「ウィリアム王子は、こんなに大変だとは思っていなかったようです。風変わりな方法ですが、一晩中コールドプレイのヒット曲を大声で歌っています。ちょっと音は外れているんですが。そのおかげで、キャサリン妃のご両親まで眠れないようです」
「彼のお気に入りは『パラダイス』と『イエロー』です。ウィリアム王子はコールドプレイのファンというわけではないのですが、ジョージ王子は彼らの曲に最も反応するようで、眠りに落ちてくれるそうです」という関係者の談話を英紙デイリー・スターが伝えている。
実際に現代の英国では、伝統的な子守歌の歌詞を思い出せない親が増えているそうで、子供を寝かしつける時にポップスを歌っている両親が主流になっているという。2008年に行われた調査では、子守歌代わりに歌う曲の1位はテイク・ザットの「ペイシェンス」で、ロビー・ウィリアムズの「エンジェルズ」が2位に入ったほか、エルヴィス・プレスリーの「ラブ・ミー・テンダー」やオアシスの「ワンダー・ウォール」もトップ10入りしていたと英テレグラフ紙が伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
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