レディー・ガガがロシアで不法就労の疑い?
レディー・ガガが、ロシアの入国管理法に違反し観光ビザで不法就労を行った疑いがあると同国の政治家が主張している。
サンクトペテルブルク市議のヴィタリー・ミロノフ氏は、昨年、同市でガガがツアー公演を行った際、ロシア国内での就労を許可しないビザで入国していた可能性があるとして、ガガの入国関連書類を調査するよう検事総長に申請を行った。
ミロノフ氏は、昨年、市議会で中心となって同性愛の宣伝を禁止する反同性愛法を成立させており、ガガやマドンナがステージで同性愛者の権利擁護を主張していることを快く思っていない。彼は、マドンナが昨年ツアーで同国を訪れた際のビザにも不手際があったと主張しており、彼女の入国書類も調査中だという。
WENNによれば、検事総長のスポークスパーソンは、ガガとマドンナが入国管理法に違反していたことを認めており、「ふたりが取得したビザは、ベーシックな文化交流しか許可しておらず、一切の商業活動に関わる権利を許していないものだった」と発表している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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