ジェニファー・ローレンス、早くも女優休業!?
『世界にひとつのプレイブック』(12)で22歳にしてアカデミー賞主演女優賞を受賞し、ハリウッドの殿方からも今最も注目を集めているジェニファー・ローレンスが、早くも女優業の休業を考えているらしい。
大ヒット作『ハンガー・ゲーム』(12)の主役も務めているジェニファーは、『Serena』(全米10月30日公開)、『ハンガー・ゲーム2』(全米11月22日公開)、『アメリカン・ハッスル』(全米12月25日公開)を終え、現在は『X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト』(全米2014年7月18日公開)を撮影中だが、今後はこれらのプロモーションで多忙になる上に、『ハンガー・ゲーム』の続編『ハンガー・ゲーム: Mockingjay Part1(原題)』(全米2014年11月21日公開)と『ハンガー・ゲーム: Mockingjay Part 2(原題)』(全米2015年11月20日公開)も控えており、スケジュールが一杯だ。
働き詰めだったおかげで、米経済誌フォーブスが選んだ最も稼いだ女優部門では、アンジェリーナ・ジョリーに継ぐ2位に選ばれたジェニファーだが、本人は心身ともに疲労の限界に達しているという。
「ジェニファーはこれまでの2年間で7本の映画に出演してきましたが、今後も過密スケジュールが待ち受けています。ある晩ジェニファーは、『なんだか、自分は人間じゃないみたい。このままでは、家族も親しい友人も私からどんどん離れて行ってしまう』と泣いていたそうです。今年1月に『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(11)で共演して恋に落ちたニコラス・ホルトと別れてしまいましたが、今夏に『X-MEN: デイズ・オブ・フューチャー・パスト』の撮影でニコラスと再会したジェニファーは、『彼と自分の生活を取り戻したい』と友人に話していたそうです」と、関係者がナショナル・エンクワイラー紙に語っている。
今年の3月にジェニファーが、ハワイのホテルのバルコニーで、女友達と一緒にワインを飲みながら大麻を巻いたジョイントのようなものを吸っているところをパパラッチされ、「ジェニファー、メルトダウン」と報じられていたが、「ジェニファーは大麻疑惑を否定しましたが、過密スケジュールからのストレスを解消する方法は、見つかっていないようです。本人も、仕事のし過ぎで限界がきていることを認識しているので、折角のキャリアを台無しにしないためにも、少なくても1年くらいは休む計画をしているようです。来年も再来年も、最初から続編計画があった『ハンガー・ゲーム』シリーズ以外、全く予定を入れていないのはそのため」だという。
ジェニファーがスクリーンから姿を消すのは寂しいが、キャリアはまだ始まったばかりだ。決して美人ではないが、その貫禄や演技力からポスト・メリル・ストリープとも言われているだけに、この世界で生き残るためにも、スケジュールをうまくコントロールするのは賢明な選択なのかもしれない。【NY在住/JUNKO】