ヴィクトリア・ベッカム「女帝になりたい」
私生活はいたってノーマルだと発言したばかりのヴィクトリア・ベッカムは、キャリアの上では「ビッグに。さらにビッグに」が信条なのだそうで、帝国を築きたいとニューヨーク・タイムズのインタビューで語っている。
「私の性格はアメリカの方が合っていると思う。私はキャリア優先のワーキングマザーだわ。(ファッション界に)自分の帝国を築きたい。美しくて、クオリティの高い、自分が着たいと思うような服が作りたいの」と語っているヴィクトリアはインタビューの最中にも、ナオミ・ワッツからのドレスの注文を受けていたという。
「ビッグに、さらにビックになりたいと思っているわ」というヴィクトリアは、ハリウッドの受賞式シーズンでも、大物女優たちのドレス予想で名前が挙がるほどの人気デザイナーとしての地位を確立している。
しかし、彼女のファッション・アドバイスが必要のない人物もいるのだそうで、それは夫のデビッドだという。「時々、アポに遅刻しそうな時なんかに、『何を着ようか?』と尋ねてくることはあるけど、それ以外は、彼は自分に似合うものを良く知っている。彼は何をやっても素敵に見えるのよ。文字通り、彼はいつだって本当に、本当に格好良く見えるの」と手放しの褒めようだ。【UK在住/ブレイディみかこ】
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