「上戸彩の小さい頃に似てる!」泉ピン子イチ押しの美少女子役とは?

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「上戸彩の小さい頃に似てる!」泉ピン子イチ押しの美少女子役とは?

1983年放映のNHK朝の連続テレビ小説の映画版『おしん』(10月12日公開)で、おしん役を熱演した濱田ここねに、熱い視線が向けられている。濱田は、ドラマと映画の両方に出演した泉ピン子お墨付きの名子役だが、本作で泉が演技力で絶賛した子役がもうひとりいる。それが、おしんの奉公先・加賀屋の長女・加代役を演じた井頭愛海だ。泉は完成披露記者会見で「この子役さん、これから絶対出てきますから」と猛烈にプッシュした。

今から約100年前の山形県の寒村に生まれ、貧しい暮らしの中、生きる希望を失わず力強く生きたおしん。幼少期の奉公時代のおしんにスポットを当てた本作では、おしんと絡んでいく加代の名シーンも多くの人々の涙腺を刺激するはずだ。

泉の役柄が加賀屋の大奥様くに役ということもあり、井頭との共演シーンもある。泉は「最初にやった時、本当に上手いと思いました」と手放しで称える。「本当にこの子、買いです。私がテレビ局の人間なら、先にツバをつけますから。ちょっと上戸彩の小さい頃に似ているんです。私の勘は当たりますから」と、おしんの母親・ふじ役の上戸彩を引き合いに出しながら、太鼓判を押した。

井頭と上戸は、同じオスカープロモーション所属のタレントだ。井頭は、第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞して芸能界入りをし、次世代アイドルユニットX21のメンバーとして活動している。実は上戸彩も第7回の同コンテストで同賞を受賞しているのだ。その後の上戸の活躍ぶりは言うまでもなく、まさに彼女は“ポスト上戸彩”的な注目子役と言えそうだ。

平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%という、テレビドラマの歴代最高視聴率記録をマークした人気ドラマの映画化ということで、話題騒然の映画『おしん』。本作の公開で脚光を浴びる濱田ここねと並び、井頭愛海という名前も今からチェックしておきたい。【文/山崎伸子】

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