「NARUTO」の綱手とカカシが競演!?井上和彦率いる声援団が日俳連チャリティーイベントに今年も登場

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「NARUTO」の綱手とカカシが競演!?井上和彦率いる声援団が日俳連チャリティーイベントに今年も登場

声優・井上和彦の声がけで結成されたユニット、声援団。2011年3月11日の東日本大震災後わずか3日での結成以来、“声で支援”をテーマに、現在までライブやグッズ販売を通してコンスタントに募金活動を続けている。その声援団が、11月3日、日本俳優連合主催のチャリティーイベント「東日本大震災復興支援2013」に昨年に続き登場した。

今回の出演者はコアメンバーの井上和彦、かないみか、神奈延年、勝杏里のほか、長沢美樹、檜山修之、甲斐田裕子、そして今回初参加となる勝生真沙子。大槌刺し子プロジェクトによる「声」Tシャツを着た彼らが現れると、満員の客席からは早くも歓声があがった。

この日は30分という短いステージ時間ながら2曲を初披露。1曲は女性メンバーによる「DESIRE」。そしてもう1曲は勝杏里作詞・作曲による新曲「キモチ」だ。もともと声援団には「君に送る応援歌」というオリジナルのテーマ曲があり、震災直後の結成時には、この曲と応援メッセージをYouTubeにアップすることで活動をスタートさせている。今回初披露された「キモチ」は、第2のテーマ曲とも言えるオリジナル曲。「君に送る応援歌」とはまた違うポップなナンバーで、終演後には「早く新曲を覚えたい!」というファンからの声が多く聞かれた。

また、曲の合間には、出演者が自ら演じるアニメキャラの台詞を叫んで会場を沸かせる一幕も。なかでも勝生真沙子演じる「NARUTO」の五代目火影・綱手と、井上和彦演じるカカシのやりとりで場内はヒートアップ。長沢美樹のクリームパンダと、かないみかのメロンパンナの競演も好評だった。

午前と午後と2回ステージに立った声援団だが、その合間にはオリジナルグッズの販売も。サイン入り色紙、Tシャツ、缶バッチ、ストラップなど、メンバー全員で声を出し、買ってくれたファンひとりひとりと言葉を交わし、見事完売。ここでも彼らの本気が感じられた。イベント終了後、井上和彦団長は「実りは多かった」と一言。声援団はこれからも新しい仲間を巻き込みつつ、新しい挑戦をしながら被災地支援を続けていくだろう。【Movie Walker】

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