80年代に死去した伝説のコメディアンが実は生きていた?

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80年代に死去した伝説のコメディアンが実は生きていた?

R.E.Mの楽曲「マン・オン・ザ・ムーン」のモデルとなり、ジム・キャリー主演の同名伝記映画にも描かれている伝説のコメディアン、アンディ・カウフマンは、1984年に肺がんで死去したことになっているが、実は現在でも存命であると弟が主張した。

BBCニュースによれば、アンディ・カウフマンの名前にちなんだアンディ・カウフマン・アワードの受賞式で、アンディの弟のマイケルが、1999年にアンディから手紙を受け取ったことを認めたという。

マイケルは、兄が自分の死を偽造する計画を書いた文書を発見したと観客に語り、1999年のクリスマス・イブに、あるレストランに兄は再び現われるという走り書きがついていたと話した。同年、マイケルはそのレストランに行ったそうだが、アンディは姿を現さず、代わりに駐車場の係員から一通の手紙を渡されたらしい。その手紙には、「アンディ・カウフマンでいるプレッシャーに耐えられない。僕は単なるアンディになりたい」と書かれていたそうで、現在は幸福な結婚生活を送っており、2人の子どもがいるという記述があったという。

マイケルは観客にその話をしたあとで、アンディの娘だという24歳の女性を紹介したそうで、年齢から計算すれば彼女はアンディの死の5年後に生まれたことになる。

「彼はただ家にいて父親として暮らしたかったのです。だから彼はショービズ界を去ったのです」と彼女は観客に語ったそうだが、ウェブサイトSmoking Gunは、彼女はマイケルに雇われてアンディの娘のふりをしていた女優だと伝えている。

一部のアンディのファンの間では、以前から彼の死は偽造だったという説が根強く信じられいる。マイケルはあまりの反応の大きさに圧倒され、11月14日に予定されていたHollywood Reporter誌とのインタビューをキャンセルしている。【UK在住/ブレイディみかこ】

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