ハリウッドに挑んだ赤西仁「キアヌのサムライ姿はとてもセクシー」
時代劇の定番「忠臣蔵」を壮大なスケールと新たなイマジネーションによって描いたエンタテインメント作『47RONIN』(12月6日公開)。この映画のワールドプレミアイベントが11月19日に六本木ヒルズアリーナで開催され、先日約5年ぶりの来日を果たしたキアヌ・リーブスをはじめ、真田広之、浅野忠信、菊地凛子、柴咲コウ、赤西仁らキャスト陣が集結。会場に用意されたレッドカーペットを闊歩し、寒空の下に集まった大勢の観客を楽しませた。
カーペットを終えると、ステージ上に日米の豪華キャストたちが集合。舞台上では炎が上がるなど、派手な演出も目を引くなか、登壇者たちが順番に挨拶した。真田は「冬のブダペストで撮影が始まり、ロンドンを経て、今日この場に仲間たちと集結できた。うれしく思います」と感慨深く語ると、キアヌは日本語で「みなさんこんばんわ!みなさんと会えてうれしいです。映画を観てくださいね!」とコメントし、会場のファンを沸かせた。
その後、『47RONIN』で楽しんでもらいたいポイントを聞かれたキアヌだったが、なんとその質問をパス。トリックスターぶりを発揮したかと思うと、そんなキアヌに対し、赤西が「見どころは監督が手がけた美しい映像、素晴らしいCG、キアヌと真田さんのアクション・殺陣ですよね。キアヌのサムライ姿はとてもセクシーだと思います」と発言し、会場の雰囲気を鷲掴みにする一幕もあった。
赤西と共にハリウッド作品デビューを飾った柴咲も「守りではなく、攻めの姿勢を見せている作品。こういった攻めの映画を作っていかなければならない、と思いました」と意欲を燃やしていた。イベントの最後にキアヌが「この映画は名誉、愛、犠牲を語るもの。人生は肯定的に生きるものだ。この映画からそういうメッセージを感じ取ってほしい!」と強調し、全世界に先駆けて開催されたプレミアイベントを締めくくった。【取材・文/トライワークス】