『クローズZERO II』の小栗旬らが“黒”の装いで会見
小栗旬主演の青春アクション映画第2弾『クローズZERO II』のイベント「THE BLACK PREMIERE II」が3/23に開催。作品にちなみ、観客のドレスコードは“黒”とされ、会場となったJCBホールは黒一色に。主演の小栗旬ら豪華ゲスト陣も、黒をまとって登壇した。
前作『クローズZERO』(07)といえば、高橋ヒロシの人気コミック「クローズ」の映画化作品。小栗旬ら若手イケ面スターたちの熱い競演が人気を博し、興行収入約25億円の大ヒット作となった。当然、今回の続編『クローズZERO II』への期待度も相当高い。
イベントには、小栗、山田孝之、やべきょうすけ、黒木メイサ、桐谷健太、高岡蒼甫ら前作より続投組に加え、パート2から出演の三浦春馬、金子ノブアキ(RIZEのドラマー)ら総勢21名が登壇。これだけ黒でキメたいい男たちが揃うと、なかなかの迫力だ。
監督は、現在『ヤッターマン』がメガヒット中の三池崇史監督が前作から続投。これだけの若者たちを現場で束ねた苦労点を尋ねられると「いや、ぜんぜん、束ねられてないです。こっぱ微塵です」とのこと。え!?
「それぞれが自分の役を(劇中で)激突させるので。それぞれが1年間いろんなところでキャリアを積み、パート1で作り上げた自分の役を、この作品で完結させる。ほかの映画では見られないことで、想像以上にすごい作品になってます!」なるほど納得。
主演の小栗は「最高の完結編ができたと思います」と自信たっぷりにアピール。「やり残したことは?」と聞かれると「ないです!」ときっぱり。「本当にみんなすごいかっこいい。2は続編って感じではなく、映画としてまた違う面白さがある別物なんです。もちろん1を観てもらったほうがいいけど、2はそれにも増していろんなものが詰まってます!」
ムードメーカーともいえるやべきょうすけも、小栗たちの熱演をアピール。「みんな毎日めいっぱいやってくれました。みんなに嫉妬するというより、憧れの眼差しで見てました。ZEROが“最強”の作品なら、ZERO IIは“最高”の作品となりました!」
会場は小栗たちの熱気でむんむん。でも、映画の中で彼らが発する熱はもっとすごい! まさに映画何本分に匹敵する情熱が詰まった1本といえそう。4/10(金)には前作『クローズZERO』のテレビ放映も予定されているので、まずはそれをチェックして、待望の続編に臨もう!【MovieWalker/山崎伸子】