18歳少女の欲望が爆発!?禁断のエロティシズムに魅せられる!

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18歳少女の欲望が爆発!?禁断のエロティシズムに魅せられる!

『オールド・ボーイ』(03)のパク・チャヌク監督のハリウッド・デビュー作『イノセント・ガーデン』(12)。今年5月に公開され、現在Blu-rayが発売中の本作は、パク監督が放つ独特な世界観のほか、『アリス・イン・ワンダーランド』(10)のミア・ワシコウスカの大胆な演技が話題となった衝撃作だ。

物語の主人公は、広い庭のある邸宅に住む少女、インディア(ミア・ワシコウスカ)。繊細で五感が鋭すぎるため、家でも学校でも孤立している。そんな彼女が18歳の誕生日を迎えた時、父親が事故死し、長らく行方不明だった叔父チャーリー(マシュー・グード)が突如出現。その日から彼女の周囲で奇妙な事件が発生し、インディアはチャーリーから執拗な誘惑を受けるようになり、次第に彼女は本能と欲望を開花させていく。

ミアの迫真の演技があってこそだが、一切の感情を表に出さない一人の少女が、大人の女性へと変貌していくさまが実に艶めかしい。チャーリーとのピアノの連弾シーンは、それが如実に現れ、かなりエロティック。チャーリーとの完璧な調和に高揚感を覚え、閉ざされていた彼女の心が解放される。そして、彼とひとつになった気分を味わうインディアは、自分の殻を破り快感を知っていく…。また、肌が透けるようなスリップ姿で母親の髪をブラシしたり、まっ白なブラウス姿でベッドに横たわったりと、インディアの表情が変わらないせいか、危うい雰囲気にゾクゾクさせられる。さらに、チャーリーがインディアの誕生日に贈ったヒールの靴を履かせる場面も官能的だ。

インディアが醸し出す妖しさと危険な香りは、男女問わず18歳を経験してきた人間であれば、少なからず共感できるはず。クリスマスや年末年始、パートナーと一緒に、そのエロティシズムに刺激を受けてみてはいかが?【Movie Walker】

■Blu-ray『イノセント・ガーデン』
発売中
4990円(税込) 
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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