Perfume、ももクロ、EXILE…2013年、特に盛り上がりを見せたライブ・ビューイングは？

チケットが売り切れで行けなかったライブや、会場が家から遠くて参加できなかったイベントを近所の映画館で楽しむことができるライブ・ビューイング。映画館ならではの大画面と大音量で体感できるため、コンテンツの新しい楽しみ方として定着してきた印象がある。そんなライブ・ビューイングの配給を多数手掛けるライブ・ビューイング・ジャパンの2013年上映コンテンツから、特に盛り上がりを見せた5つのイベントを紹介！

まずは9月27日に東京ドームで開催されたEXILEの「EXILE LIVE TOUR 2013 “EXILE PRIDE”ライブ・ビューイング」だ。過去最大規模となる224の映画館で上映され、約6万人の動員を記録。国内だけでなく、香港や台湾へも中継されるなど、EXILEのグローバルな人気の高さを証明する結果となった。

続いて、8月31日と9月1日の2日間にわたって実施されたサザンオールスターズのライブ・ビューイング。サザンの聖地・茅ヶ崎で行われた「WOWOW presents『SUPER SUMMER LIVE 2013 灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!』supported by Volkswagen Golf」の模様を全国120館に生中継。サザンの茅ヶ崎登場はおよそ13年ぶりということもあって、こちらも約6万人を動員する大きな催しとなった。

韓国のアーティスト勢も負けていない。10月27日に東京ドームで行われていた「SMTOWN LIVE WORLD TOUR III in TOKYO SPECIAL EDITION」には東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代ら人気アーティストが多数出演。海外でのツアー成功をひっさげて日本へやってきたこの音楽フェスティバルのライブ・ビューイングに全国138館、約6万人の観客が熱狂した。

国際的なイベントという点では7月6日にイギリスで開催されたPerfumeの「Perfume WORLD TOUR 2nd」も見逃せない。ヨーロッパをめぐるPerfumeワールドツアー第2弾となった今回は、日本だけでなくタイ、ブラジル、アメリカなどの9か国へもライブを中継。時差の関係上、午前4時スタートとなった生中継46館に加え、午後6時からのディレイ中継も74館で実施。早朝での生中継にもかかわらず多くの観客が来場し、ディレイ中継と合計で動員約3万人を記録した。

2年連続となるNHK紅白歌合戦の出場を決め、ますます勢いに乗るももいろクローバーZが11月22日に開催した「直送ももクロvol.11平面革命『JAPAN TOUR 2013“GOUNN”』仙台大会」は、映画館だけでなく、ライブハウスでの生中継も実施。ライブハウスでは特効を打つ演出を行うなど、より会場に近い雰囲気を再現した。こちらのイベントは57館での上映という規模にもかかわらず、約3万人を動員している。

そして年末恒例となった12月31日(火)の福山雅治カウントダウンライブ「福山☆冬の大感謝祭 其の十三」や、ももいろクローバーZも出演する14年1月4日(土)の「3B junior LIVE FINAL 劇場版“俺の藤井”2014」など、今後も熱いイベントが多数ラインナップ。また音楽だけでなく、14年1月4日(土)には「新日本プロレス 『バディファイトPresents WRESTLE KINGDOM 8』1.4東京ドーム大会」の模様も全国の映画館へ生中継される。ライブ・ビューイング未経験の人も、ぜひ一度リアルタイムでイベントを楽しんでみてはいかがだろうか。【トライワークス】