『エンダーのゲーム』人気声優陣のネタばれトークに会場は大盛り上がり!
オースン・スコット・カードの同名ベストセラー小説を実写映画化したSF映画『エンダーのゲーム』の初日舞台挨拶が、1月18日に新宿ピカデリーで開催。日本語吹替版の声優を務める逢坂良太、佐藤聡美、白石涼子が登壇。逢坂は「緊張してますが、会場に負けないよう、明るくいきたいと思います」と気合十分。舞台挨拶の模様は、全国22の劇場へ同時中継された。
宇宙戦争を“終わらせる使命”を背負った少年戦士エンダーの挫折と成長を描く『エンダーのゲーム』。主人公エンダー役の逢坂は、「ダイヤのA」の沢村栄純役でおなじみ。「けいおん!」の田井中律役で知られる佐藤がエンダーと共に戦う少女ぺトラ役、「ハヤテのごとく!」の綾崎ハヤテ役の白石が、エンダーの姉ヴァレンタイン役を務めた。
逢坂は「お兄さんの性格とかがたまに出てくる。二重人格みたいにがっつり入れ替わるから、精神的に不安定なもの以外にも何かあるんじゃないかと。もしかしたら、お父さんとかも攻撃的な性格なんじゃないかと」と、役柄を分析。佐藤は「ペトラは頭の回転が速く、切れ者。私は普段、わりとぼんやりしてるので、そういうのとは違います」と、役柄とのギャップを語った。
佐藤は、エンダーとペトラの関係性について「エンダーに対して尊敬なのか、恋愛の気持ちも入っているのか。戦友から恋愛に発展していくことがもしかしてあったのかなと」とコメント。逢坂は「そういうのも含まれてないと、あそこまで尽くしてくれなかったんじゃないかな。と、今、思いました」と言うと、佐藤は「そうだったの?」とびっくり。白石は「ヴァレンタインもエンダーのことをすごく愛していて、姉弟を超えた愛情じゃないかと。でも、姉弟からそういう発展は見込めないので、その楽しみはないです」と苦笑い。
最後に逢阪は「ようやく中身にふれることができて、ほっとしています。いろいろと話せてうれしいです。何度見てもいろんな視点から見れる作品です」と、映画をアピール。観賞後の舞台挨拶ならではのネタばれトークで大いに盛り上がった。【取材・文/山崎伸子】