B・カンバーバッチ「僕の顔はなんとなく魅力的なカワウソ」
英国ザ・サン紙の「最もセクシーな男」で2年連続1位に輝いたベネディクト・カンバーバッチは、いまでも自分のことをハンサムだとは思えないのだそうで、人間というよりは動物のような顔をしていると考えているらしい。
「奇妙な顔立ちをしているということには長所もあるのさ。僕の顔は、カワウソと人々がなんとなく魅力を感じてしまうものの中間に存在する。それか、単になんとなく魅力的なカワウソだよ」とHollywood Reporter誌に語っている。また、自分がイケメン俳優でないということは、『SHERLOCK シャーロック』で有名になるまで、女性たちにホットだと言われたことがないことからも明らかだという。
「まじめな話、僕はこの顔で成長してきたし、この業界に10年間もいるけど、これまで『ホットな俳優』のリストになんか入ったこともなかった。デビューしたころはホットな顔をした男優たちからは遥かに遠いところにいたんだからね。だから、これは僕の仕事に対する評価なんだと思っているよ」というカンバーバッチ。彼が自分で自分のルックスを要約すれば「長い首と長い顔」になるそうだ。
「基本的に、僕は長い首と長い顔をしている。どっちも長いから奇妙なんだ。でも、それで構わない。(時代劇では)ハイネックとかを着て、馬に乗ったりする。でも、いつもそれじゃ嫌だ。だから、21世紀が舞台のドラマにもハイネックを着て登場することがある。『SHERLOCK シャーロック』なんかがそうだけど」と話している。【UK在住/ブレイディみかこ】
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