第86回アカデミー賞長編アニメ映画賞は『アナと雪の女王』に!『風立ちぬ』は受賞逃がす
現地時間3月2日(日本時間3日)に開催中の第86回アカデミー賞授賞式。長編アニメ映画賞は、ディズニー・アニメーション最新作『アナと雪の女王』(3月14日公開)にもたらされた。第71回ゴールデン・グローブ賞では最優秀アニメーション映画賞を受賞、アニメーション界のアカデミー賞と称される第41回アニー賞でも5冠に輝いており、前評判通りの結果となった。宮崎駿監督の『風立ちぬ』(13)は、惜しくも受賞を逃した。
本作は、アンデルセン童話の「雪の女王」をモチーフに、触れるものを凍らせる力を持った姉・エルサと、彼女を救おうとする妹・アナとの愛を描く物語。監督は、クリス・バックとジェニファー・リーが共同で務めた。
プレゼンターはマシュー・マコノヒーとキム・ノヴァク。ディズニーの長編アニメーション史上初の女性監督となったリー監督は、「みんなで一緒にスピーチしますね」とバック監督、プロデューサーのピーター・デル・ヴェッコと共にオスカー像を手に感激の面持ち。「支えてくれた家族、友人たちに感謝します。あなたたち、皆さんがインスピレーションとなった」と笑顔を弾けさせた。
本作は、この後に発表される主題歌部門(「Let It Go」)にもノミネートされており、会場では、イディナ・メンゼルが同曲をパフォーマンスする予定だ。【Movie Walker】
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