第86回アカデミー賞脚色賞は『それでも夜は明ける』のジョン・リドリーが初受賞!
現地時間3月2日(日本時間3日)に開催中の第86回アカデミー賞授賞式。脚色賞の栄誉に輝いたのは、『それでも夜は明ける』(3月7日公開)のジョン・リドリー。自由の権利を得ていた黒人音楽家ソロモン・ノーサップが、1841年から12年間、奴隷として送った日々を綴った回想録『Twelve Years a Slave』を脚色したものだ。
『それでも夜は明ける』の舞台は、奴隷制度廃止前である19世紀半ばのアメリカ南部。ある日突然誘拐された黒人音楽家が、家族も、財産も、名前さえも奪われ、見知らぬ地へ奴隷として売られてしまう。
初受賞となったリドリーは「ずっとシチュエーションコメディを書いていたけど、今回はこういう脚本を書き、素晴らしいと言ってもらえました。ソロモンが素晴らしい原作を書いてくれたおかげです」と感激の弁を述べた。
『SHAME シェイム』(12)のスティーブ・マックイーン監督がメガホンをとった『それでも夜は明ける』は、堂々9部門にノミネートされている。【Movie Walker】
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